【あんスタ】世界は廻る (ページ6)

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声が聞きたい#5 ページ6

桃李side

あぁ負けた
会長もこんな気持ちだったのかな
わずかに点差は勝ったけど体力も残ってないし
英智がなりより苦しそうだったから延長戦をやらなかった
そしてTricksterが勝った
英智が
｢会長は…会長は負けちゃダメなのに…僕が僕がこんな体だから…｣
｢そんなこと言わないでよ英智… おいで？｣
僕は会長を抱きしめる
｢ほら 2人もおいで｣
｢桃李さん！今行きますね！｣
｢私は｣
｢なぁに後輩が気を使ってんの？先輩に甘えとけ！｣
｢では失礼して｣
僕達のこの光景をファンのみんなは暖かく見守ってくれた
｢おめでとう Trickster…SS頼んだよ｣
そういいステージからおりようとすると
｢待って！みんな！一緒に歌おうよ！｣
ねぇ会長僕今だけは会長の気持ちがわかる気がする

ねぇ司…早く…帰っておいで…革命は終わったよ…

僕…頑張ったよね…褒めてよ…小言でもいいからさ

また司の声が聞きたい

｢この世界｣の僕が壊した司の声が…

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

泉side

はぁ今日もゆうくんがかっこいい
と思いながらガーデンテラスに行くと
見慣れた髪色とヘッドホンをつけている人がいた
誰かわかる
｢ゆうた先輩｣
｢あれ？瀬名くん｣
｢見てみて！今日もゆうくんがかっこいい｣
｢あはは…｣
｢ゆうくんがかっこいい…｣
｢(DDDで瀬名先輩は遊木先輩を拉致監〇した…この世界での遊木先輩は昔みたいに強く言えないみたい…後輩だからってゆうのもあるみたいだけどそして拉致監〇事件はKnightsの先輩が指示したみたいになってるし…)｣
｢聞いてるの？｣
｢あーごめんねそれと瀬名くんは…Knightsの｢王さま｣のことどう思う？｣
｢?!知ってるの？王さまのこと！｣
｢ん？知ってるも何も同じクラスだしねぇ｣
同じクラス？じゃあ
｢どんな人？！ダンスは！歌は！｣
｢ちょっちょっと待って Knightsの先輩は？教えてくれないの？｣
｢うん…れおくんが聞いても｢教えられることはないわ｣とか｢王さまあの人以外考えられない｣ってどんな人なのかも教えてくれないよ｣
｢そっか瀬名くんはどんな人だと思う？｣
｢そりゃもちろんちゃんと栄養管理して食べ物にも注意してダンスも歌も凄くてﾍﾟﾗﾍﾟﾗ｣
｢あーうんそーだねじゃ俺は行くよ｣
｢えー｣
｢名前くらいは教えて欲しいって頼んでみたら？｣
｢そうだねぇ｣
そう言ってゆうた先輩は行ってしまった

俺ずっとKnightsのリーダーはナルくんだと思ってた
ドリフェスの申請とかしてたし