桜の木には ページ38
✤
椿｢…兄上 おはようございます｣
彼岸｢あぁ｣
椿｢兄上 高城の桜が咲いたそうですよ｣
彼岸｢そうか｣
椿｢桜の木には死体が埋まっている…あながち間違いではないですね｣
彼岸｢…そうだな｣
ｰｰｰ
椿｢なんてこともあったなぁ｣
こはく｢ん？確かeternityの｣
燐音｢新城椿｣
ニキ｢あっオムライス食べてくれた子｣
HiMERU｢おや 奇遇ですね｣
椿｢わぁ 確か…くれなんとかびー｣
燐音｢Crazy:B｣
椿｢そうそう それそれごめんね使う予定だった？…あれ？君｣
こはく｢おん？｣
椿｢苗字に桜って字入る？｣
こはく｢おん わしは桜河こはく｣
椿｢そっか 君たちも大変だねぇ あちこちのユニットに喧嘩ふっかけて｣
燐音｢…何が言いたい｣
椿｢『桜の木には死体が埋まっている』これ本当なんだよ｣
ニキ｢え？！｣
HiMERU｢…｣
椿｢頑張ってね 蜂みたいに暴れてあちこちに針を刺しなよ ねぇUNDEADを最初の餌食にしたのって色が｢黒｣だから？蜂って暗い色とか全部熊に見えちゃうらしいから まっどうでもいいけどさ｣
燐音｢お友達がやられたのに呑気だな｣
椿｢…零くんは旧友だから 君たちの行動に口出しはしないよ だけどひとつだけ やり出したらもう後戻りは出来ないってことだけ｣
ニキ｢…｣
椿｢(天祥院もあの時僕のことを見てすごく悲しそうな悔しそうな顔をしてた 天祥院も天祥院で学院をよくしようとしてたんだろうけど…ま もう終わったことだしいいや)じゃーね｣
こはく｢(桜の木には死体が埋まっている…やり出したら後戻りは出来ない あん人はまるで)｣
埋めたことがあるかのように
やったことがあるかのように
言っていた
✤
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作者名：🍊 | 作成日時：2020年2月20日 16時
