第8話 ページ9
「なんで、Aちゃんがマリモ野郎の服きてるんだ？」
私が下に降りるとサンジさんにそう言われた。
「あっ。えっとこれは」
「まぁまぁ。サンジ君。Aちゃんの歓迎会為だから美味しいお料理作ってあげて」
「はい〜！ナミさ〜ん♡」
そう言って厨房へ向かい。
「それゾロの？」
「あ、はい」
ゾロさんの服を私は着ている。
「ふーん。面白くなってきたわね」
「？」
「ま、当分それ借りときなさい。明日になったらまた別の島に到着するから」
「あ、はい」
そんな話をしているとルフィさんが戻って来てきた。
「お〜！みんなもう揃ってたのか」
「当たり前よ！もう…」
「お！Aじゃん。なんだもう船に居たのかよ〜」
「あ、これからお世話になります」
「うん、よろしくな。にしても何でAがゾロの服着てるんだぁ？」
「えっと、これは」
「そんなことより、ルフィ！戻ってくるの遅い！海軍来たらどうするのよ！」
それからルフィさんはナミさんに言われぱなしだった。
その日の夜は私の歓迎会で宴をしていた。
「「「かんぱーい！！」」」
ルフィさん達は凄い勢いでお酒を飲み、料理を食べている。
「Aちゃんも遠慮なく召し上がって下さいね」
「はい、ありがとうございます」
サンジさんに言われた通り近くにあったお肉を手に取り食べる。
「お、美味しい…」
人生で食べた料理の中で1番美味しい。
そう断言出来るくらいの美味しさ。
「そうでしょ。うちのコックは最高なんだから…！」
「あぁ…。ナミさんからそう言われる時か来るなんて」
「確かに、サンジさんのお料理最高ですよ」
「Aちゃんまで。あぁ。俺はもう…幸せだなぁ」
目がハートだ。
そのまま私は1口ずつ美味しく食べ進めていく。
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作者名：ベリー | 作成日時：2023年11月8日 15時
