特別な態度 (ページ26)

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第25話気分ページ26

ゾロside

「あ〜クソ」

…A

あいつに出会ってからなんかモヤモヤする。

「らしくねぇな…」

あいつが泣いたら安心させる為に柄でもねぇこと。

あいつの服やら刀見たり。

「調子乗っちまってるみてぇだな…」

ナミの作戦であいつが俺の彼女役になってホッとしている自分が居る。

もし、あの作戦が例えばあのアホコックだったら…。

「にしても女1人に振り回させてるのは…修行が足りてねぇ証拠か…」

まぁ。あいつが笑ってくれてたら…。

俺はそれでいいんだが。

俺は手に持っていた酒を一気に飲む。

「甘めぇな…」

酒が甘く感じる。

「ふぅ…」

座って柵に背中を預ける。

「けっ…死の境地でもあるまい」

こんな感じは戦いである。

やけに辺りが静かに聞こえ、自分の心臓の音が大きく聞こえる。

「ちと、飲みすぎたか…」

俺は星空を見上げた。