特別な態度 (ページ21)

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第20話ページ21

それをあっさりとお買い上げしてから

「おい、ナミ。ちょっくらA借りてくぜ」

「は！もしやゾロとうとうAちゃんに……あんた何する気なの？」

「バカ！そんなんじゃねぇよ！」

そんな会話が終わってからゾロさんは私の方に向かって来て

「よし、行くぞ」

「え？」

「刀。買いに行くんだよ」

そう言ってナミさんをまたまた食材調達に市場に居たサンジさん預けてから私たちは刀屋さんへ向かった。

「…」

やっと見つかった刀屋さん。

足を踏み入れてから少し背筋が伸びた気がする。

お店に入って数分後。

私が色んな刀を眺めていると

「あ…」

気になったものを見つけた。

「…」

1つは、柄1つ無い漆黒の黒鞘で見ていると引き込まれそうになる。

柄には緑色の柄巻がされていた。

もう1つは柄1つ無い白鞘。

黒鞘と同じく緑色の柄巻。

私は黒鞘の方を手に取り刀を引き抜く。

「ほう…神刀か」

「シントウ…？」

ゾロさんは白鞘の方の刀を引き抜いていた。