特別な態度 (ページ19)

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第18話ページ19

私が今着ているのは先程ゾロさんが選んでくれたコスモスのワンピース。

「Aちゃん可愛い〜！」

「あ、ありがとうございます」

いつもと違う自分を感じる。

「ほら、ゾロもなんか言ったりなさい」

私はゾロさんの方を見る。

「ど、どうでしょう…か」

「…」

ゾロさんは少し黙った後

「に、似合ってるじゃねぇか…」

少し顔を逸らしながらそう言った。

「あ…ありがとうございます」

私は少し恥ずかしい感じがした。

そしてゾロさんは案の定、大量の紙袋を持ちながら私たちの1歩後ろを歩いている。

「ゾロさん持たなくて…大丈夫ですか？」

服だけでは無く、私の身の回りの日用品も入ってる。

その間ずっとゾロさんは店先で待たさせて居たけれど…。

「心配すんな…このくらい」

そう言い別の洋服店に足を運んだ。

到着した先は

「男性のお洋服…？」

てっきりナミさんのお洋服を見に行くと思っていた。

「ゾロあんたの分よ」