特別な態度 (ページ15)

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第14話ページ15

「…お前読めてたのか」

「多分…っていうのがありました」

優しいゾロさんの事だ。

直ぐに終わらそうとする様な気がした。

「…」

ゾロさんとの戦いは一瞬で終わった。

刃を向けてゾロさんと対峙したのは良いが

筋力で負けてしまった。

「でも、お前素質あるみてぇだから」

「剣術教えてやる」

「ほ、本当ですか！？」

「あぁ」

「ありがとうございます！！」

「そしたら、次の島で刀調達しないとな…」

「はい！」

「お、Aちゃんおはよう〜」

朝早くから料理の仕込みをしていたサンジさんだ。

「あ、サンジさん。おはようございます」

「で？なんで、マリモ野郎はAちゃんと一緒に居るんだ？」

「あぁ？何言ってんだてめぇ」

「あ、朝から…喧嘩は…」

私が困っていると。

「こら！」

「あ…ナミさん」

「おはよう。Aちゃん。朝からごめんね。こいつら顔合わせる度に喧嘩ばっかりで」

「いえ、私もだいぶ慣れてきた方です」

果たして、慣れていいものだろうか。

「ほら！仕事仕事！」

ナミさんはサンジさんとゾロさんを押して行ってしまった。