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5話 ページ7

全員「いただきます!」

お昼は空手部の皆で屋上に集まりそこでお弁当を食べる。

部長「仁科の弁当はいつも健康っぽいな…だから体が細いんじゃないか?」

副部長「余計なこと言うもんじゃねぇぞ」

部長「いてぇ!」

副部長「小桜(こはる)気にすんなよ?」

小桜(こはる)「あ、はい」

姫野副部長のお弁当は可愛らしいキャラ弁になっている。

しかも姫野副部長の手作りなのだ。

小桜(こはる)「姫野副部長のお弁当可愛いですね!それってもしかしてUMYU-Seaですか?アイドルグループの」

副部長「そう!小桜(こはる)も好きなのか?」

小桜(こはる)「はい!体が弱かったときに彼女たちの活躍を見てて可愛いなって」

副部長「元気が出るよな!だから俺も毎回見てしまうんだ!」

小桜(こはる)「わかります!魅力があって惹き付けられますよね」

副部長「そうそう!なのにこの富田ときたら……」

部員たちは『また、この2人のが始まった』という顔をした。

そう、姫野副部長と富田部長は幼馴染。

小さい頃から一緒で家も真隣で親も幼馴染という縁深いらしい。

部長「だってよ、ウミウシだろ?それって」

副部長「ウミウシじゃない!UMYU-Seaだ!」

部長「ウミウシが元なら一緒だ!」

副部長「そういう考えが一番嫌いだ!本当にお前は彼女たちのよさがわからないのか!」

部長「そこまで言うなら空手で勝負するか?姫野」

副部長「望むとこだ、富田」

あー、また始まっちゃった。

小桜(こはる)「お昼の恒例行事…」

部員1「富田部長!落ち着いて…姫野副部長は女性ですよ!」

部員2「おい!お前……」

あー、この人たちも地雷踏むの上手いな……

副部長「テメェら……」

小桜(こはる)「私、次の時間移動教室なので先に失礼します」

そう言って食べ終わったお弁当を片付けてお辞儀をしてから後にする。

部長「ひ、姫野……落ち着け……」

副部長「落ち着け?寝言は寝て言いやがれ!」

部長「ぎゃぁぁぁ……」

部員達「部長ぉぉ!」

副部長「テメェらも覚悟しろよ?」

部員達「ぎゃぁぁぁ……」

もう……

姫野副部長は女性だからと加減という言葉を大いに嫌っている。

何事も手を抜かない人であり去年は女性の部で優勝を果たしたとか。

努力は裏切らないって姫野副部長専用の言葉にも思えてきた。

それに今から皆しごかれちゃ…きっと部活無しだな。

予想通り部長から部活無しの連絡が入った。

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プーさん大好き(プロフ) - アンテ民さん» コメントありがとうございます!合作でコメントとハート評価いただけるとは思ってなかったです!今は2章を書いてるのでそちらも読んでいただけると嬉しいです (4月7日 20時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
アンテ民 - スゲェ面白いです!!!あれッ!??今コメントしてるの私だけ!?!?!?!?! (4月7日 20時) (レス) @page7 id: 8e43b22915 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:プーさん大好き  x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yamabuki00/  
作成日時:2024年1月9日 21時

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