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43話 ページ45

小桜(こはる)「まぁ…色んなところに問い合わせているんだけどね…やっぱり姫野副部長は優勝経験があるから練習は容赦ないって空手部界では有名らしくて」

去年彼女は先輩たちと協力して毎年優勝をしていた高校を倒して雑誌のインタビューを受けていた。

それは見て私はこの高校を選んだのである。

こんなにカッコいい人が空手界にいるのかと感心して会いたい一心で入部したのだ。

憧れの人でもあるから絶対に大会には出してあげたい。

一葉(いちは)「出れるといいね…大会に」

小桜(こはる)「うん…問い合わせは顧問任せだから…先生の頑張り次第かな?」

そう言ったとき私のケータイにメールが来た。

姫野小桜!喜べ!

小桜どうしました?

姫野一緒に大会に出てくれる学校が見つかった

姫野テスト明けからうちに来て練習してくれるらしい

姫野そこで出場メンバーを話し合って決めるから火曜日の放課後は残ってくれよ

小桜わかりました!火曜日は予定入れないでおきます

そう返信してスマホを鞄にしまう。

一葉(いちは)「なんか嬉しそうだね」

小桜(こはる)「それが一緒に戦ってくれるメンバーが見つかったって!姫野副部長から連絡にはそう書いてあって」

一葉(いちは)「よかったじゃん…その副部長さんも諦めなくてよかったね」

小桜(こはる)「うん!これで不安なのはテスト本番だ…どんな問題が出るか想像つかないし…赤点だけは取りたくない」

そう言うと彼女も確かにねと頷いた。

一葉(いちは)「まぁ…でもこれだけやったし分かるところから解いて飛ばした問題は最後に解けばいいんじゃない?特に英語は言いたいことさえわかれば三角をくれる先生もいるみたいだよ」

彼女の担任の先生がそう言う秘密(?)の情報を教えてくれたらしい。

小桜(こはる)「家庭科は裁縫での縫い方の種類とか出るみたいだから今日やってよかったね…姫野副部長が結構な確率で出るって言ってたから」

裁縫はどの道誰もが通るのだから覚えておいて損はないという理由で出してくるらしい。

一葉(いちは)「本当にありがとう…僕は裁縫とかこまごました作業がすごく苦手だから教えてくれて助かった」

小桜(こはる)「困ったときはお互い様だもん!だからさ…お互い教えてもらった問題が出ることを願おうね!じゃあね!」

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プーさん大好き(プロフ) - アンテ民さん» コメントありがとうございます!合作でコメントとハート評価いただけるとは思ってなかったです!今は2章を書いてるのでそちらも読んでいただけると嬉しいです (4月7日 20時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
アンテ民 - スゲェ面白いです!!!あれッ!??今コメントしてるの私だけ!?!?!?!?! (4月7日 20時) (レス) @page7 id: 8e43b22915 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:プーさん大好き  x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yamabuki00/  
作成日時:2024年1月9日 21時

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