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16話 ページ18

その日の放課後、いつも通り道場に行くと姫野副部長の声が聞こえた。

副部長「富田でもいいから!次の祝日俺に付き合え!」

部長「無理だって!何度頼まれても俺は行かねぇ!」

副部長「何で着いてきてくれないんだ!」

部長「だから…ウミウシだろ?」

副部長「ウミウシじゃねぇって言ってるだろ!」

そう言って綺麗に蹴りが決まり富田部長はしばらく死んでいた。

小桜(こはる)「失礼します……」

副部長「来た!本命の救世主よ!助けてくれ!」

小桜(こはる)「何の話をしていたんですか?富田部長でもいいからって」

副部長「これを見てくれ」

そう言って見せられたのはあるチケット。

それはあのUMYU-Seaのライブチケットだった。

部員1「仁科さん、好きなんでしょ?」

部員2「俺たちを助けると思って行ってくれ!」

部員達「頼む!!」

副部長「俺たちを助けると思って?どういう意味か…言ってみろ」

部員1「いや……その……」

部員2「副部長の可愛らしいご趣味に俺たちは合わないというか…」

部長「それにウミウシは興味ないしな」←

富田部長いつの間にか復活してる。

副部長「だーかーらー……ウミウシじゃねぇって言ってんだろうが!!」

富田部長…もう一度蹴りを喰らってダウンした。

そして部員たちも巻き添えを喰らってダウンした。

副部長「で?小桜(こはる)は祝日空いてないか?」

小桜(こはる)「私もなUMYU-Seaのライブは行きたいですけどその日は従姉妹のお姉ちゃんが来るので一緒に出掛ける約束なんです」

副部長「そうか……お前ら伸びてないで誰かUMYU-Sea好きを見つけてこい」

部長「無茶ぶりにも程があるぞ!祝日まで後3日しかないのに」

副部長「彼女達をバカにした罪滅ぼしとしては簡単な話だろ…今から学校に残ってる生徒達に聞いてくれ」

ーーーーーーーーーーーーー
部長「皆やっぱ祝日は予定埋まってるみたいだ」

部員1「祝日が空いててもUMYU-Seaを知らない人が大半だ」

部員2「なぁ…仁科その従姉妹の姉さんに来る日をズラしてもらうことは?」

小桜(こはる)「前々からの約束だから私のお願いだけではどうにも……」

副部長「そうか……やはり俺には行く資格がないのか…空手一本で生きていくしかないというのか」

そう言って姫野副隊長は隅で小さくなってしまった。

後3日で見つかるわけないし…

私の友だちにもUMYU-Sea好きはいても祝日は予定が埋まっているらしい。

部員1「そういや……」

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プーさん大好き(プロフ) - アンテ民さん» コメントありがとうございます!合作でコメントとハート評価いただけるとは思ってなかったです!今は2章を書いてるのでそちらも読んでいただけると嬉しいです (4月7日 20時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
アンテ民 - スゲェ面白いです!!!あれッ!??今コメントしてるの私だけ!?!?!?!?! (4月7日 20時) (レス) @page7 id: 8e43b22915 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:プーさん大好き  x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yamabuki00/  
作成日時:2024年1月9日 21時

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