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11話 ページ13

仁科「え、あの人同じ空手部なの?」

私は自転車を押しながら理央姉に姫野副部長のことを話した。

仁科「はー、なら納得だわ」

小桜(こはる)「あれで可愛いもの好きとかギャップがあっていいんだよね」

仁科「あの人がいるなら喧嘩とかなさそうで安心した」

そう言ってにっこり笑う。

そして私たちはゆり姉の家に戻ってきた。

仁科「ただいま〜」

小桜(こはる)「ただいま戻りました〜」

私は部屋に行って着替えようとするとリビングから久しぶりの声が聞こえた。

?「理央、小桜(こはる)、お帰り〜」

仁科「ゆり姉!帰ってたの?」

小桜(こはる)「ゆり姉!久しぶり!」

このおっとりとした人が従姉妹である柴咲ゆり。

私たち姉妹はゆり姉と呼んでいる。

ゆり「うん、駅前でいいもの見つけたんだ」

仁科「ん、何?」

ゆり「じゃーん…新発売のドーナツ!小桜(こはる)が部活頑張ってるって言うから、お土産」

小桜(こはる)「(ドヤ顔……買ってしまったとは言いにくい)」

ゆり姉は私の反応を見逃すことなく目をキラリと光らせた。

ゆり「もしかして…もう買っちゃった?」

小桜(こはる)「ごめんね、理央姉のところで買ってきちゃった…ゆり姉が来るとは思ってなくて」

そう言うとゆり姉のお母さんが口を開いた。

ゆりの母「そうなのよ…いきなり帰ってくるんだから…この子と来たら」

ゆり「仕方ないじゃん…今日は珍しく早上がりだったんだから」

仁科「ゆり姉今日は泊まってくの?」

ゆり「そうしよっかな…積もる話もあるしさ」

小桜(こはる)「私着替えてくるね」

ーーーーーーーーーーーーー
ゆり「へぇ…すごいじゃん…その人」

ゆり姉にも姫野副部長の話をしてあげた。

仁科「マジで一瞬だったんだ…私なんか状況全く把握できなくてさ」

小桜(こはる)「姫野副部長強いから憧れるんだ…私なんて弱いからさ」

ゆり「でもそれだけ強い人がいるなら安心だね…私同性でもいいから運命の人に会いたい」

仁科「なんか前に会社の先輩が理想って言ってなかった?」

ゆり「あー…なんか雲の上のような人だから私には勿体無いっていうかさ……」

ゆり姉の会社にはすごいできる先輩がいるらしい。

料理とかもマジですごい上手らしく一度でいいから会ってみたいと私と理央姉は思ってる。

そして私たちは恋バナをして盛り上がる。

ゆり「2人とも…いい人できたらすぐに言ってよ?」

私と理央姉はもちろんと頷いた。

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プーさん大好き(プロフ) - アンテ民さん» コメントありがとうございます!合作でコメントとハート評価いただけるとは思ってなかったです!今は2章を書いてるのでそちらも読んでいただけると嬉しいです (4月7日 20時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
アンテ民 - スゲェ面白いです!!!あれッ!??今コメントしてるの私だけ!?!?!?!?! (4月7日 20時) (レス) @page7 id: 8e43b22915 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:プーさん大好き  x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yamabuki00/  
作成日時:2024年1月9日 21時

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