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私は褒めてもらえるのが嬉しくて上機嫌で料理に取り掛かる。
貴方「野菜……スープ…する」
犬(プルン)「ワン!」
いくつかの野菜を選んで水で洗ってから皮をむいて切っていく。
シュタルク「相変わらず手際良いな…だから基本任せちまうんだけどな」
フェルン「料理はどなたから学んだのですか?」
フェルンの問いかけに私は野菜を切るのを止めてプルンを抱き上げる。
プルンは床に落ちた皮の切れ端の匂いを嗅いで1匹で遊んでいる。
貴方「…アイゼン…師匠…少しだけ…教わった」
そう言ってまたプルンを床に下ろしその際に落ちていた野菜の皮を拾う。
フリーレン「そういえば…巨大ハンバーグを作ったことあるからね」
シュタルク「それはライフィが食べたいって言うと師匠が作ってくれてたな…馬鹿デカいけど美味いしな」
フェルン「そのおかげで料理ができるのですね」
ーーーーーーーーーーーーー
貴方「……できた」
シュタルク「いい匂い!あ、俺運ぶわ」
今日は野菜のスープとステーキとパンというまぁ…普通の食事だ。
因みにすべて村の人からのおすそ分けの物である。
フリーレン「でもおすそ分けなのにこんなにちゃんとした食事用意してくれるってすごいことだよ」
貴方「…プルンの…作る…先に…食べてて」
そう言ってライフィは今度は犬の食事を作りに行ってしまう。
シュタルク「先に食べてようぜ…」
フリーレン「本人も言ってたし…食べようか」
フェルン「そうですね」
俺たちはそれぞれ用意してくれた食事を食べてみた。
フリーレン「このスープ…さっぱりしてるけどちゃんとに味付けされてる」
フェルン「このステーキのソースも果物を使ってるみたいで甘すぎなくて食べやすいです」
シュタルク「このソースの味はライフィが独自で作ったオリジナルなんだよ!ライフィは言葉は不自由だけどそういう味に関しては敏感だからさ…まぁ…無自覚だけどすごい奴だよ」
犬「ワフッ!」
プルンは短く鳴くとライフィの足にまとわりつく。
遊んでほしそうにじゃれてみたり足元を行ったり来たりしている。
フェルン「プルンが側にいても平気なんですね」
シュタルク「まぁ、ずっと側にいたから慣れたんだと思うぞ」
フリーレン「このステーキ美味い」
フリーレンは食事に夢中であまりその光景を気にしてなかった。
貴方「……」
どうやら犬用の食事もできたらしく床に置いてプルンはゴーのサインが出るとそれを食べる。
シュタルク「(野菜の皮茹でて味付けしたのあげてる)」
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プーさん大好き(プロフ) - ぐれえぷうさん» 見つけてくださりありがとうございます!まだまだ素人ではありますが頑張って完結には漕ぎ着けたいと考えてます!応援ありがとうございます! (2月18日 11時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
ぐれえぷう - フリーレンやフェルンたちとの絡み楽しみです!更新頑張ってください (2月18日 11時) (レス) @page2 id: ffc93dad91 (このIDを非表示/違反報告)
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