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シュタルク「この村だけが唯一ライフィを受け入れてくれたんだ…この傷のせいで色んな人から嫌がられてきた…だから自然とこんな風になってるけどいい奴だから仲良くしてやってくれ」
フリーレン「可愛いし、シュタルクの妹だもん…」
フェルン「すごくいい子だってことはわかります…外見より内面が大事ですから」
フリーレン「いい子だからこの犬も懐いてるし…この村の人が受け入れてくれたんだと思うよ」
貴方「…フリーレン……フェルン…好き!」
犬を抱きながら彼女は私に抱き付いてくる。
貴方「優しい……好き!」
フェルンにも抱きついていて何とも微笑ましい光景だ。
フェルン「この犬とはいつから一緒なのですか?」
貴方「アイゼン…師匠が……連れてきた…それから……一緒」
フリーレン「アイゼンが?」
ーーーーーーーーーーーーー
それは俺たちが師匠に拾われた頃のこと。
シュタルク「師匠…それどうしたんだ?」
貴方「……?」
アイゼン「そこにいたから拾ってきた…ライフィにやる」
貴方「……」コクッ
シュタルク「そこら辺で摘んできた花みたいに渡してるし……」
俺は犬を受け取ったライフィをチラリと見る。
毛並みを撫でながら気に入った表情を見せてるからいいかと思った。
アイゼン「それに色んなものに触れることはいいことだ…珍しい物に触れ本来の彼女を取り戻せればそれでいいだろう」
師匠は師匠なりにライフィの手当てが遅れたことを気にしていたのだ。
命は助かったもののそれと引き換えに心閉ざし言葉を失った。
アイゼン「ライフィとお前はこれからが長い…時間をかけてでも彼女は言葉を取り戻す必要がある…たった1人の家族なのだから…」
師匠は遠回りな言い方をしたけど言いたいことは理解できた。
ライフィは幼いからまだ閉ざした心を開くことはできると言いたかったのだ。
時間が掛かるかもしれないがこれからコミュニケーションを取るためにも言葉が重要だからどんな形でもいいから取り戻してやりたいとそう思っていたのだ。
アイゼン「それにこの犬からは感じたことのない不思議な気配がする…もしかしたら奇跡を起こすかもしれんな」
そう言ってライフィの頭を撫でた師匠。
そして師匠の言った通りなのかはわからないが今みたいに犬を抱いていれば言葉を交わせるまでに成長したのだ。
アイゼン「その犬はこれからライフィの親友だ…大事に育てるんだ…もう1人の家族のように、愛情を込めれば自然と愛を返してくれるはずだ」
※口調違ったらすみません
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プーさん大好き(プロフ) - ぐれえぷうさん» 見つけてくださりありがとうございます!まだまだ素人ではありますが頑張って完結には漕ぎ着けたいと考えてます!応援ありがとうございます! (2月18日 11時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
ぐれえぷう - フリーレンやフェルンたちとの絡み楽しみです!更新頑張ってください (2月18日 11時) (レス) @page2 id: ffc93dad91 (このIDを非表示/違反報告)
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