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そうフリーレンが口を開くと同時にフェルンとライフィが散歩から帰ってきた。
プルンはライフィの頭の上に乗せてありいつも通り日差し避けにされていた。
フェルン「ただいま戻りました」
フリーレン「本当に犬が日差し避けにされてる」
ライフィは紫色の見たことない花を持っていて表情からは満足なオーラが見えていた。
シュタルク「(プルンが溶けかけてる…)」
フリーレン「ところでそのお花はどうしたの?」
フェルン「先ほど通りすがりの商人がくれたんです…それも子ども限定のプレゼントだと」
フリーレン「へぇ……ラッキーだったね」
フリーレンが花を受け取り花瓶に差す。
ライフィはプルンを抱き外へ駆けていった。
シュタルク「プルンが限界になったな」
フェルン「フリーレン様…その花を見たことありますか?」
フリーレン「初めて見た…その商人は子どもが好きなのかもね」
シュタルク「にしても珍しいな…この時期には商人はあまり来ないんだよ…季節の変わり目だからあまりいい商品もないって前にあった人に聞いたし」
貴方「復活……した」
するとプルンがライフィの腕を抜け出すと花に向かって唸る。
フリーレン「プルン?」
プルン「ウー……ワンワン!」
フェルン「プルン様?それはただの花ですよ?」
プルン「ワンワン!ワンッ!」
何故かなにもないはずの花に向かって吠え続けるプルン。
ライフィが抱き上げて頭を撫でると大人しくはなったがあんなに吠えたのは初めてだった。
シュタルク「なぁ…子どもは皆この花をもらったのか?」
フェルン「それが…その方の話によるとライフィ様と自分の娘が似てるからとその娘さんが好きだったというこの花をもらったのです」
フリーレン「長年生きてて初めて見るから育ててみるのもありかも」
貴方「お花……プルン……嫌い?」
プルン「クゥーン……」
ーーーーーーーーーーーーー
事件はその夜に起きた。
プルン「ワンワンワン!!」
プルンの鳴き声に私は目を覚ます。
隣ではフリーレン様がぐっすり寝ていてライフィ様の姿はなかった。
フェルン「フリーレン様…起きてください……プルンが鳴いていますよ?ライフィ様に何かあったのでは?」
フリーレン「うぅ…ん……ちょっと待ってね……」
フェルン「しっかりしてください!」
まだ寝ぼけているフリーレン様の腕を引きリビングの方へ向かう。
プルン「ワンワンワン!!」
フェルン「ライフィ様!」
倒れている彼女を抱き起こす。
フリーレン様も目を覚まし額を触ったり原因を探る。
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プーさん大好き(プロフ) - ぐれえぷうさん» 見つけてくださりありがとうございます!まだまだ素人ではありますが頑張って完結には漕ぎ着けたいと考えてます!応援ありがとうございます! (2月18日 11時) (レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
ぐれえぷう - フリーレンやフェルンたちとの絡み楽しみです!更新頑張ってください (2月18日 11時) (レス) @page2 id: ffc93dad91 (このIDを非表示/違反報告)
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