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その少女と会ったのはシュタルクが一旦故郷に戻ると言って帰省したときのこと。
フリーレン「久しぶりに戻ったね」
フェルン「そうですね、変わりないようで一安心です」
フリーレン「ところでシュタルク…どうして急に戻りたいなんて言ったの?」
シュタルク「会いたいって手紙が来たからだよ」
手紙か……
会いたいって誰から?
シュタルク「戻ったぞ…」
そこは竜を倒した英雄としてシュタルクが留まっていた村の1つの家屋。
シュタルク「どこだー?ライフィ?」
フェルン「留守でしょうか?」
フリーレン「お出掛け中かも」
私が踵を返そうとすると後ろから何かに飛び付かれた。
フリーレン「何?フェルン…髪に何かいる」
フェルン「子犬ですね」
そう言ってフェルンが子犬を抱き上げる。
子犬は短い手足をバタバタさせている。
シュタルク「あ、その犬はライフィの親友兼日差し避けだ、寒いときも頭に乗っけて暖取ってる」
フリーレン「日差し避けって…」
フェルン「初めて聞きました、そんな人」
シュタルク「犬がここにいるってことは……中にいるはずなんだけどな」
シュタルクは平然と入っていき声をかけ続ける。
シュタルク「ライフィ?いねぇの?」
フェルン「先程からどなたのことを呼んでいるのですか?」
フリーレン「ライフィって…この子?」
私は自分と少し似た小柄な少女を抱いていた。
シュタルク「いたいた…ライフィ、心配したんだからな」
フリーレン「誰?その子」
シュタルク「妹だよ…たった1人の生き残った家族さ…師匠のとこで一緒に育ってさ喧嘩した俺を心配して着いてきちまったんだよ」
フリーレン「あぁ…アイゼンのことね」
シュタルク「まぁ…あまり外出もしないし中でのんびりしてること多いから教えることもなかったな」
そう言ってシュタルクは私から妹を抱き上げると地面に下ろす。
フェルン「あ、この子犬はあなたの親友だとお聞きしました」
フェルンの言葉に顔を輝かせて頷いている。
シュタルクと違って意外と無口なのかも。
子犬を抱くとそっと自分の口元を隠すように持った。
貴方「お兄ちゃん……帰ってきた……その人…たち…誰?」
シュタルク「白い髪の毛はフリーレンで紫色の髪の毛はフェルンだ」
貴方「魔法使い?」
フリーレン「そうだよ…魔法使い見るのは初めて?」
貴方「私も……魔法使い……治癒魔法……だけ……使える」
そう話す彼女の首からは緑色の石をはめ込んであるネックレスが光っていた。
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プーさん大好き(プロフ) - ぐれえぷうさん» 見つけてくださりありがとうございます!まだまだ素人ではありますが頑張って完結には漕ぎ着けたいと考えてます!応援ありがとうございます! (2月18日 11時) (
レス) id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
ぐれえぷう - フリーレンやフェルンたちとの絡み楽しみです！更新頑張ってください (2月18日 11時) (レス) @page2 id: ffc93dad91 (このIDを非表示/違反報告)
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