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第253話 ページ11

武市と来島に案内されながら甲板に出ると

たくさんの人が誰かを囲んでいるようだった

「A、来い」

来たのに気づいた高杉が私を呼んだので近づいた

「コイツ、お前の知り合いか?」

そう聞かれ、高杉の目線を追うと


「っAさん!!」


縄に縛られた山崎さんがいた


「こんな所で何やってるんですか!!

局長も副長も沖田隊長も、皆心配してますよ!!」

「………………」

一瞬だけ動揺したが切り替えて高杉を見た

「………さぁ?」

今度は向こうが動揺する番だった

「まぁ誰であろうと侵入者には変わりないんで


斬っていいんじゃない」


「なっ」


「じゃあA、テメーがやれ」


高杉がそう言ったのは

多分元幕府でまだ信用されてない私を信じさせるためだろう

そう読み取ったので目の前の男を見据え

素直に刀を引き抜いた

「Aさん!!」

焦った様に叫ぶ



ダメだよA、この人は斬っちゃダメだ



「………すみませんね」


そう訴える心の中の私を先に殺して


「もう、わたしの大将は



局長(あの人)じゃないんで」



彼に刀を振り下ろした









………んだけど




カキンッ



「………………!」



突然乗り込んできた男に止められ斬れなかった



私は力技が向いたないため

身の危険を感じ一旦離れた

高杉や他の人も少し距離を取る

「………誰だ、アンタ」

そう言いつつも、私は分かっていた

「アレ、もう忘れられちったかィ」


目の前の男が


「そこそこ印象強ェ筈なんだがな、俺」


知り合いのサド王子だという事に

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にゃんこ - 自分は昨年受験生でした!勉強はやっぱり大切だなって思いましたwまぁ受かりましたが…小説楽しく読ませて貰ってます!これからも応援してます!頑張って下さいね! (2019年3月14日 6時) (レス) id: c7e146b978 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:無野 眠莉 | 作成日時:2018年12月1日 6時

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