【ドラゴンボール×たくっち】天を廻りし冥界に立つ

恥を知ってくれ…悟空 ページ2

ま「ねーおねーちゃーん、ゲームばっかやってないで遊ぼうよ…」
み「えー…やだよぉ…だって冬だし、めんどいし、寒いし………」
ま「後半お姉ちゃんのぐちじゃん…もういいや。」


最近誰も遊んでくれない。

お姉ちゃんは狐なのにネコみたいに丸くなって、ユートはどこか行っちゃうし。

やみ姉ちゃんは旅に出るし、Aは………


何してんだろ。


するとコンコンとノックが聞こえた。


ま「あ、悟空か。」
悟「おす！あ、来たらダメなのか？」
ま「い、いやあ全然………」


とりあえずお茶を出す。

はぁ、何しよう。


ま「ねー暇だから何かしよー？」
悟「んー？オラはいいけど何すんだ？」
ま「例えば………トランプとか。」
悟「分かった！」


で、そのまま勝ったり負けたりしてトランプやって………

夕方になると帰っちゃった。

私は夕飯の買い物でAちゃんに会った。


『うーす！買い物か？』
ま「うん。…あ、あのね、Aちゃん、その、相談があるんだけど………」
『？』


公園のブランコに座り、私はその相談の内容を話す。


『成る程な。まぃは悟空が好きで告白しよーかしないか迷ってんだな。いやー恋する乙女ねー…』
ま「で、どうしたらいいと思う？」
『どうもこうもねぇぜ。やっぱどストレートに好きです。くらいしかないだろ。』
ま「えー…」


想像するけど顔が赤くなる。

はぁ、この子に何を言ってもどストレートに言われるもんな…仕方ない、どストレートに行くか。


―――――次の日


私は悟空を公園に呼び出す。


ま「す、好きです。付き合って………下さい…！」


私は眼をつぶりながら告白する。


悟「お、オラも…す、好きだ！」


きつく抱きしめられ、抱きしめ返す。


『ねーえみぃちゃーん。』
み「うふふ…あぃ。たった今リア充になったねー…」

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