7人。2

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緑side





流星に連れられて、すぐ近くの河川敷に来た。









流星が座ったから、俺も座る。









正直、何を話されんのかって怖かった。









もう流星やって俺のしたこと聞いてるやろうし、絶対よく思ってなんかないから。









やから自分から話すことなんか出来ひんくて困っていると、流星が口を開いた。









青「あのさ、神ちゃん。しげと照史に言ったこと、あれ嘘やろ？」









「え………………？」









青「照史たちから全部聞いた。関わらんでええみたいなこと言うたんやろ？

なんか、みんなは諦めるしかないみたいなこと言うてたけどさ、俺はちゃんと分かってる。

あれ、全部嘘やろ？ほんまは俺らと一緒にいたいんやろ？

やって、電話してる時の神ちゃん、めっちゃ楽しそうやったもん。あんなに楽しそうに喋る奴が、友達に関わるなとか言うわけない。

また、迷惑かけてるとかいらん事考えてたんとちゃう？

そんな心配いらんに決まってるやん。友達やろ？誰か困ってたら、助け合って当たり前なんやから。

でももし、俺らが原因でなんか悩んでたりとかしてたんやったら、それはごめん。

でも、俺らは絶対神ちゃんの友達やし、味方やから。頼ってええねんで？」









知らないうちに、涙が溢れていたことに気づいた。









なんでそんなに優しいことが言えるん？









俺はみんなにあんなひどいこと言うたのに。









それでも許してくれるん？









「ほんまに…………ほんまに、俺はみんなといてええの？」









青「当たり前やん」









「俺のこと、邪魔やと思ってへん？」









青「誰がそんなん思うねん。大事な友達やのに」









大事な友達。









その言葉を聞いた瞬間、安心して、感謝の気持ちと、申し訳ない気持ちでいっぱいになって、また涙が溢れだした。

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