7人。2

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紫side





絶対出来るわけないと思ってたギター教室が開けた。









今じゃもうこれ以上組み込めないぐらいのレッスンが入ってるし、最近は病院や特別支援学校なんかで子ども達に教える活動もさしてもらってる。









前よりも忙しくはなったけど、前とは比べもんにならんぐらい楽しい。









前に神ちゃんに「仕事なんて楽しくなくてもええ」みたいなことカッコつけて言うてたみたいやけど、やっぱり楽しい方がええな。









神ちゃんも楽しんでやってるみたいやし、元はと言えば神ちゃんのおかげでこの教室できてるからな。









手伝ってくれてる夏海にも、遊びたいのを我慢して待っててくれる晴にも、感謝感謝やな！









で、今日は久々に仕事早く終わって7人で出かけんねん！









みんなにも最近は会えてなかったからな。ほんま楽しみやねん！









最後のレッスンは、小学5年生の女の子。









小児リウマチを患っとるけど、練習熱心で上達もめっちゃ早い。









「じゃあ、来週からはこの曲やってみよな！楽譜印刷しとくわ！」









子「はい！ありがとうございました！」









「またなー！」









女の子を見送ってから、さっきからちょくちょく視界に入ってくる「あれ」に対してツッコむ。









「お前ら、丸見えやで？」









そしたら、せいぜい入れて大人2,3人のカウンターの影に隠れてた6人の男達がぞろぞろ出てきた。









赤「バレました？」









「バレたも何も、照史なんか顔しか隠れてへんもん！そして神ちゃんもちゃっかり隠れとるやないかい！」









緑「へへへ、暇やったからw」









いやいやいや、そーゆー問題じゃございません、神山さん。









「て言うかはよ行こうやー！時間なくなってまうー！」









橙「そやな！行こ行こ！」









よっしゃ、出発やー！

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