@離れるしか ページ49
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セ「ただいま」
渡「セラお!!Aは?」
セ「ずっと寝てる…というか気絶、かな」
渡「…そ、か」
あれから5分くらいでセラおたちが帰ってきた。腕の中ですーすーと寝息を立てるAを見て、ちょっとだけ安心する。とりあえずソファに寝かせようって言ってセラおにつれてってもらう。
本当は俺が抱えたかったけど、体つきが良くて、あんていしてるセラおに今は任せようと思った。
風「ひば、そんな心配しなくてもそのうち起きるよ?」
渡「わかってる!…Aは俺らの“仕事”に関係ないのに…巻き込んだの、申し訳ねぇな…」
四「今回あの男の殺しを依頼されたのは、違う依頼からでしたが…個人的にAを殺そうとしたのか…」
風「普通の警察に任せても良かったけどね。でも証拠不十分になるだろうし」
全員が同時にはあ、とため息をついた。ランドリーに重たい空気が流れる。これからどうするのか誰も何も言わなかった。
風「あのカフェがいつ男の仲間にバレるかわかんないから、しばらく休みにしなきゃね」
セ「うん、それがいいと思う」
カフェの近くで俺らの姿を見られたら終わり。裏に関わってる奴らは基本的に夜行動だけど、昼になにか仕掛けてくるかもしれないし、他の人にも被害が及ぶかもしれない。
正論だった。
奏斗は髪の毛をクルクルと指で弄りながら言った。
風「最悪あの店畳む?」
渡「それはダメ!!!!……せめて、Aが3年になるまで…待って」
3人は俺が声を上げたことに驚いていた。でも、俺がどれだけAのことが好きか知ってるからなのか、緩く笑う。
風「じゃあ、3月末で閉店、かな。それまでも皆警戒してこう」
タイムリミットはあと半年。
それまでに絶対、Aに好きって伝える。
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雨(プロフ) - ゆずもち@さん» 性癖ぶっ刺されてますか?!良かったです💘ご意見ありがとうございます!考えます〜!🙏🏻⭐️ (6月17日 11時) (レス) id: 04b1b01f1e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずもち@(プロフ) - コメント失礼します。まーた私の性癖ドンピシャな小説書いてらっしゃる〜!!!と思いながら読ませていただいております大好きです!ついったーに関してですが、需要しかないので正座して待機してますね!!これからも無理せず更新頑張って下さい!!応援してます!! (6月17日 0時) (レス) @page36 id: 893f10864f (このIDを非表示/違反報告)
雨(プロフ) - realさん» ありがとうございます〜!т тもっときゅんきゅんさせちゃいます💗🫶🏻 (6月16日 18時) (レス) id: 04b1b01f1e (このIDを非表示/違反報告)
real(プロフ) - あー…!めっちゃきゅんきゅんします!!更新楽しみにしてます(*´-`) (6月15日 23時) (レス) @page32 id: 3d1cb866c0 (このIDを非表示/違反報告)
雨(プロフ) - むにぃさん» 普通に誤字ってました!教えてくれてありがとうございます😭🙏🏻頑張りますー!💗 (6月15日 7時) (レス) id: 04b1b01f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨 | 作成日時:2023年6月10日 16時