78.初対面っすよね？ ページ36
You side
あれから風邪？は1週間くらい治らなかった。熱はすぐに下がったけど、体が言うことを聞かなくて。頭痛も吐き気もずーっと続いてた。
やーっとマシになって今はショッピング？してる。最近引きこもりがちで、外に出るのは学校以外無かったから新しく出来たお店とかを発見してはきゃっきゃと騒いでいた。
ちなみにぼっちです。
『あ、あれ美味しそ』
見つけたのは、りんご飴専門店。つやつやとしたリンゴに思わずヨダレが出る。気づいたら買ってた。
『……んま』
美味しすぎてその場で足踏みする。みんな友達とかと来ててちょっと羨ましい。適当にキョロキョロしていると、 男の人たちから声をかけられる。
「ねえ、お嬢さん1人？良かったら」
『結構です、じゃあ』
秒でナンパだと察知して逃げようとする。声をかけてきた人とは別の人に腕を掴まれた。逃げれない。
「そんな硬いこと言わずに！ね！」
『いいですってば』
やいのやいの続けていたら、段々と相手がイラついている。誰か助けて、と目を瞑った瞬間、反対の手を掴まれる。
「あの、俺のツレなんで…どいてもらっていいすか？」
『…え？』
声の方向を見ると、そこには
葛葉さん、がいた。
ナンパしてきた男の人たちは｢なんだよ、他の男いんのかよ」ってボヤきながらどこかへ行ってしまった。
『あ、あの！ありがとう…』
葛葉さんはばっっと手を離して、私から5mくらい距離をあける。
葛「…全然……いいっすよ」
葛葉さんは絶っ対目を合わせてくれない。めっちゃ人見知りなんだなぁ……そうだ、お礼しなきゃ。
人見知り同士仲良く出来るかもしれないし！
私は勇気を出して言う。
『良かったら…なにか奢らせ、てくれませんか？』
葛「…え？いや、大丈夫っす。」
『せめて…飲み物だけでも！今日暑いですし！』
7月の炎天下だ。私も葛葉さんも、健康的とは言えない身体をしている。
私だけかもしれないけど夏はすぐへばりやすいから、水分補給は大事だ。
葛葉さんを見ると、もじもじとなにか言葉を紡ごうとしていた。しばらくするとようやく口を開く。
葛「…じゃあ、あそこの…カフェ……」
『カフェ？』
葛「飲みたいヤツ、あるんすけど…入りにくいので…」
『行きましょう！』
葛「反応早くないすか？」
『いや、暑いし…早く行かないかなって』
私は葛葉の手を掴んで半ば強引にお店に入った。
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っっっっっh - 神作品をありがとうございます！ハピエンでもバドエンでも嬉しいです！できればハピエンがいいなあーとかおもったり、、((ガチで面白い作品をありがとうございます！頑張ってください！ (2023年3月26日 1時) (
レス) @page38 id: 15a37274bf (このIDを非表示/違反報告)
雨(プロフ) - 南蛮漬けが好きな人さん» このまま行くとハピエンになりそうですが、バトエンも考えてて今どっちにしようかめちゃくちゃ悩んでます！！！バトエン大好きなのでバトエンにしたい気持ちが大です！ (2023年3月24日 21時) (レス) id: 04b1b01f1e (このIDを非表示/違反報告)
南蛮漬けが好きな人(プロフ) - バドエンですか…それともハピエンですか?バドエンだとわたしめっちゃ嬉しくなるんですけど (2023年3月24日 20時) (レス) id: 9cc5dc1dec (このIDを非表示/違反報告)
雨(プロフ) - じゃーん、えっちふんさん» ありがとうございますT T♡絶妙な距離感の小説…いいですよね！めちゃくちゃモチベになりました！(o^-^)φこれからも頑張ります！ (2023年3月24日 2時) (レス) id: 04b1b01f1e (このIDを非表示/違反報告)
じゃーん、えっちふん(プロフ) - 続編ありがとうございます！！！！knmc夢小説ではあまり見かけないタイプの夢小説で、憂いを帯びたような空気感で大好きです！自分のペースで更新頑張ってください！ (2023年3月24日 1時) (レス) id: 1b7c50ba33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：の | 作成日時：2023年3月22日 20時
