今日もあの子と【2j3j】【短編集】

3.君が一番_hskw ページ5

»---------------------------«

Aさん病気パロ
病名とかは分からないので
余命があと少しってことにしといて下さい

hskwと付き合っています(1年くらい)

夏のお話

»---------------------------«

hskw side

今日は夏祭り！

Aちゃんと一緒に花火を見る。
浴衣を着て、髪型をAちゃんが好きって
言ってくれたツインテールに結って、完璧！

絶対Aちゃんは可愛いって言ってくれるだろうな！
楽しみ！Aちゃんも浴衣を着てくれるって言ってた。
絶対似合うよね。分かる。
・
・
待ち合わせの時間に近ずいて来たから、家を出る。
ザワザワとした夏祭りの会場が見えてきたけど
すっと通り抜ける。星川の目的はここじゃないから。

少し通りを抜けたところにある、病院。
友達になった看護師さんに声をかけて中にはいる。
少しドキドキしながら病室をノックをする。
すると中から

『サ、ラ？どう、ぞ！』

苦しそうな声だけど、
悟られないようにしているのか
元気に振舞おうと頑張っている。
あぁやだなぁ。私も元気に行こう！

「Aちゃん〜！星川が来た…ょ」

思わず言葉を失う。儚いってこうゆうことを言うのかな。今にも消えそうで、綺麗だった。
ちらりと見える沢山のコードが痛々しい。

『サラちゃん！めっちゃ可愛いね、私の好きなツインテールだし、最、高だよ！』

ほらね。Aちゃんは褒めてくれるでしょ。
やっぱ好きな子が褒めてくれるって嬉しいな。

でもなんでだろ、もう褒めてくれるのも最期な気がして、不安になる。

»---------------------------«
不穏が好きすぎていっぱい不穏書いちゃう。
甘々も出します
»---------------------------«

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す