今日もあの子と【2j3j】【短編集】 (ページ14)

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書くの楽しー！！！！
止まらない
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aib side

ぽつぽつと雑談しながら家に帰る。

でも言いたいことがまだ、言えていない。

「ねえねえ、Aちゃんちょっとこっち来て〜！」

『え、チーズフォンデュは、？』

「いいから〜！！」

そう言って少し強引に連れていく。
最初は狭くて暗い道を進んで行くから、
Aちゃんは不安そうな顔をしていたけど段々と見慣れた景色になっていって
いつもの顔に戻っていた。

『ここって』

「ふふ、うん！そうだよ！私達が出会った所！」

3年前、私がまだ駆け出しアイドルで、
悩んで、苦しくて、ここで泣いてる時に
Aちゃんが声を掛けてくれたんだよね。

それから悩みを聞いてもらって、

Aちゃんの悩みも聞いて、

楽しいことでも沢山遊ぶようになった。

最初は友達としてだったけど、
いつのまにか好きな人になっていて。

告白してくれたときは運命だって思ったんだよ。

女の子同士っていう狭い世界で、私を選んでくれた。すごくすごく嬉しかった！

手も繋いだし、ハグも、沢山したよね。

キ、キスはまだだけど！！

…でも周りはそれを許してくれなくて。
あたしが人気になっていくにつれて
どんどん付きまとうカメラマンが増えていく。

怖かったよね、辛かったよね。

みんなが見てるところで、そんなことして欲しくなかったよね。ごめんね。

でもね！！あたし、何を言われてもAちゃんとなら、
耐えきれる気がするの。

Aちゃんのことはあたしが守るよ！
りんご片手で潰せちゃうんだから！

そーゆー意味じゃないことは分かってる。
難しいことだから、多分たくさん言われる。

でも、それでもいいなら

「あたしのこと、お外でも名前で呼んでくれますか？」