イタズラ ページ1
ー やふ × たな ー
今、彼の編集を隣で眺めている。
あと2日で年越しという時に " たなっち暇でしょ？編集付き合ってくれん？ " って言われて。
俺が暇人だと思ってるのか？…まぁ、暇人だけど。
で、仕方なく付き合ってるわけですね。
本当 俺って優しいですね〜。
先「ねぇ、たなっち ここなんだけどさ〜？」
た「はい。」
彼に呼ばれて 振り向くと自然と距離が縮まる。
意識してしまうのは俺だけなのに。
先「…たなっち？顔赤いよ、どうした？」
た「へ？…あ、気のせいですよ。」
先「そう…？でさ…」
と、一時は回避。また次もあんな自然に距離を縮ませてきたらやばい。
Twitterでも見よ。
最近 何ツイートすればいいか分からないからな〜。
あ、決めた。
カメラアプリを開き、動画を撮れる準備をした。
小さい音で ポロンッと音がする。
彼は撮ってることを知らないはずだろう。
…音でバレてるかもしれないけど。
先「2000円だった？」
た「はい。」
彼の綺麗な横顔が画面に写る。
暇な俺がすることといったら こちょこちょしかないの。
彼の脇を目掛けて こちょこちょをする。
先「ねぇー、なぁーお！なんなん…」
と相変わらずのリアクションで受け答えをしてくれる。髪を掻く姿も愛おしい。
ポロンッと動画を終わらせると " え、撮ってた？ " と笑顔のまま聞かれる。
た「やふへゐ先生アルバムにでも入れておきましょうか？」
先「それはそれで助かる。」
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作者名：や | 作成日時：2019年8月15日 13時
