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姉愛［01］｡Prologue｡ ページ1
｢まだだ。さっさと立て」
｢ぐぁ…チ………！｣
｢早くしろ。A｣
痛い痛い痛い痛い。
赤く燃え上がる炎を躊躇なく
当てがいやがるこのクソ親父。
何度これが続いたのか。
もう計数する余裕すら無い。
｢休憩など与えた覚えはないぞ｣
｢っ、くぁ、あ………………｣
何でだ。
何でだよ。
誰が、いつ。そんな事を言った。
オールマイトを越えたいと言った。
お前の越えられなかった壁を、私に押し付けるな。
お前の勝手で母さんを、私を巻き込むな。
｢クソ親父が……っ｣
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作者名：よる。 | 作成日時：2016年9月21日 16時
