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伏線キャラを近くにあったベンチに捨てて、もうしょうがないと割り切り梛に電話をかけた。第一に涼羽は無しだ。
まだ梛の方がマシだ。まだ。
渋々、通話ボタンを押した。
『Aさん！ 今何処に居るんですか！？』
キーーーン。
耳死ぬかと思った。
あまりの大声に顔を顰め、反射的に耳から離した携帯をもう一度近づけた。｢何々Aちゃん？ かわってかわってー！｣と叫ぶこれまた大きな涼羽の声が、鼓膜を叩く。
だから煩いって。
｢…2人とも、落ち着いて聞いてね｣
『!!? Aさっ！？ こ、声…あれっ、え？』
『誰々なんかとてつもないイケボが聞こえたんだけどAちゃんこんな真昼間から男と一緒に何してるの!!?』
『バっ、何言ってんだ涼羽そんなわけ……』
『でもじゃあこのくっそイケボはどう説明つけるのさ!!!』
『それはアレだ…、あー、んーんんん…………。だぁぁ分からんから直接見て確かめるぞ今から出陣だ!! 準備しろ涼羽!!!』
『えぇ今から！？ 僕この後B組で授業あ』
『なら俺1人で行く!! 授業中ずっとモヤモヤしながらチョーク握っとけ!!! Aさんは俺が助ける!!』
『待って僕も行くからあぁぁぁああ』
ブチっ───。
はい。通話切れた。
いやふざけるな。梛の方がマシだと踏んで電話したのに涼羽が近くにいちゃ意味無いしやっぱりこう言う面倒な展開になったじゃないか。
予想以上に荒ぶられたよ。
｢はぁ……｣
と言うか来るのか。あの2人。
ん？ 待てよ。私が居る場所分かるのか？
でも、梛は考え無しに行動する性格じゃないし。それなりの手掛かりがあるってことかな。あ。携帯のGPSがあっ──
｢Aちゃん似のイケメン発見!!｣
おい早すぎだろ。
｢見つけたぞイケメン野郎！ Aさんをどこに隠した！？ 今すぐ差し出せ！ さもないと貴様の首を切り落とす!!｣
｢…………｣
｢何か言ったらどうだ！｣
はぁ。
最早溜息しか出ない。
君達の動揺する気持ちや焦りも理解出来るが、仮にも初対面の男の首に剣を当てがって脅すか？
普通に犯罪だよ梛。
涼羽、君も睨むな。
｢私がAだよ、轟A｣
何かを感じ取ったのか。
2人が大きく目を見開いた。
｢A、さん……？｣
｢Aちゃん……？｣
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よる。(プロフ) - りんごさん» りんごさん…！！本当にいつもありがとうございます(´；ω；`)りんごさんの一つ一つのコメントに癒されています… 私も大好きです！では！ (2017年9月25日 18時) (
レス) id: 01ec13c248 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - よる。さん！番外編お疲れ様でした！うん。大好きです。はい。←ぇ 大好きです！では！ (2017年9月25日 1時) (レス) id: 1a1ba15a63 (このIDを非表示/違反報告)
剣楽さん家のメロンパン(プロフ) - よる。さん» 頑張れ！親衛隊はいつでもいつまでもよるのことを応援してるよ！！応援してるよ！！ (2017年9月20日 18時) (レス) id: 7da4a64e57 (このIDを非表示/違反報告)
よる。(プロフ) - ありさ06アレンさん» ありささん２度目のコメントありがとうございます…！本編の方に集中して頑張っていきますのでどうぞよろしくお願い致します◎ (2017年9月20日 18時) (レス) id: 01ec13c248 (このIDを非表示/違反報告)
よる。(プロフ) - yuriさん» ゆりありがとー！！やっと完結できた…！これからも頑張るね！応援よろしくっす( ω )！ (2017年9月20日 18時) (レス) id: 01ec13c248 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よる。 | 作成日時：2017年1月31日 17時
