音楽少年は…。3【ナカノヒトゲノム】［男主］ (ページ8)

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GAMEEX HOT LIMIT 08 ページ8

朔夜said

？「ねぇ」

恐れていたことが起きてしまった…。
声のする方向へ顔を向けると

ヒョオオオ

冷たい風が吹くのがわかる。

更屋敷「・・・なに、してんの・・・？」

怒った顔のカリンちゃん。

ぎぇぇぇぇと、
アカツキとザクロは青ざめて抱き合っていた。

朔夜『カ…カリンちゃん、話を聞いて…！」

ガシッ

更屋敷「Aさん！？なんでそこに！？」

近っ…！？

朔夜『な、なんでって俺が男だから？』

鬼ヶ崎「待ちな、A。今の嬢ちゃんが聞き入れてくれるか？」

カイコクさんに腕を引かれ、カリンちゃんとカイコクさんに挟まれた俺。

更屋敷「Aさんに、何しているんですか？
鬼ヶ崎さん。」

こ、怖…。

朔夜『カリンちゃん、これは俺たちもよくわかってなくて…』

更屋敷「Aさん…。」

朔夜『は、はい…。』

更屋敷「早く、その男どもから離れて、ユズ先輩のところに言ってください！！！」

朔夜『えっ！？』

ユズさんがいるお風呂を指さし、叫ぶカリンちゃん。
いや、俺男だよね！？えっ！？

更屋敷「早く！！」

朔夜『あ、はい…。』

様々な疑問はあものの、カリンちゃんの気迫に押され、ユズさんの所まで来てしまった。

路々森「さぁ、ゆいくんいらっしゃ～い」

朔夜『ユズさん俺って男…ですよね？』

路々森「うーん…ゆいくんはどっちでもありだと思うにゃ～」

朔夜『？？？』

どっちでもありって何？！
えっ？男だよ！？！？

路々森「ははっ、ゆいくんはわかりやすいね～
気にしなくていいのさ！ゆいくんは女の子並に綺麗ってことにゃ～」

朔夜『えっ、いや、綺麗って…////』

路々森「真っ赤なゆいくんは可愛いにゃ～」

朔夜『っ～//////』

路々森「それにしても、こんなに綺麗で可愛いゆいくんにこんなに傷をつけたのはどこの誰だい？」

朔夜『っ…。すみません。見苦しいですよね。昔ちょっとヤンチャしてまして…その時に…。』

路々森「なるほどにゃ〜、ゆいくんの強さはそこから来てたのか。」

朔夜『そうなんですよね〜』

路々森「お、そろそろ終わりそうだな～」

ユズさんが指を指す方を見ると、カリンちゃんが岩の頂上に立ち、その周りには、死屍累々の男性陣5名。

ひぇ…カリンちゃんには逆らわないようにしよう…。