GAME 11 HIDEOUT 02 ページ39
朔夜said
急に後ろからカサッという音が聞こえて、カイコクさんと一緒に振りかえった。
キッカ「!!(ピタ)」
鬼ヶ崎「なんでぇ。嬢ちゃんか。どした。」
キッカ「あ・・・あの・・・」
挙動不審なキッカちゃんを不思議に思う。
キッカ「(天の助け!)虫が、背中に、虫がいたので・・・」
背中…?
朔夜『あ、本当だ』
鬼ヶ崎「虫ィ?忍霧とって」
隣にいたザクロに助けを求める。虫、ダメなのかな…?
忍霧「…2センチほどのイモ虫が右肩甲骨みぎかたこうこつ付近を這っている。」
朔夜『まさかの実況が始まった。』
忍霧「…まもなく、うなじに到着する。」
鬼ヶ崎「(ゾゾッ)…そういう実況は、いらねェんだが」
忍霧「柔らかい虫は苦手だ。」
鬼ヶ崎「サイですか。」
そういって、カイコクさんが俺へと視線を移してきた。
朔夜『…俺も無理ですね…。』
伊奈葉「私、とります。」
俺たちの救世主は、ヒミコちゃんだった。
ヒミコちゃんは、お兄さんの背中を這っていたイモ虫を素手で持った。
伊奈葉「かわいいですね。ちっちゃい・・・ふにふに」
GAME 11 HIDEOUT 03→←GAME 11 HIDEOUT 01
58人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らでゅれ - 面白いです!続き楽しみにしてます (2023年2月25日 18時) (レス) @page42 id: 49c8e277e5 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - 一気に読むほど面白いです。早く続きが読みたいです。 (2022年9月12日 11時) (レス) @page10 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
バギアス(プロフ) - 面白い ハマった \(^o^)/ (2022年6月3日 15時) (レス) @page2 id: 9d13356054 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ルンバ | 作成日時:2022年4月10日 14時