音楽少年は…。3【ナカノヒトゲノム】［男主］

GAME 10 SACRIFICE 12 ページ36

朔夜said

しばらく、そのまま待ち続けた。

そう、待ち続けていた。

入出「ひぎっ」

ずっと、正座していたアカツキくんが根を上げ始める。

入出「足がしびれてきました…。マキノさん、つえええええー」

マキノくんは、相変わらず目を開けたまま寝ている。

朔夜『マキノくん、ほんとよく寝るね…。』

未だに、んごごごごといびきをかきながら寝ている。

入出「…本当に、今晩来るんでしょうか」

そう、本当に鬼が来るのだろうか…。

ーーーー〈来るわよ。〉

ーーーーーー〈もういるもの。〉

なんだか悪寒がする…。

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