音楽少年は…。3【ナカノヒトゲノム】［男主］ (ページ1)

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GAMEEX HOT LIMIT 01 ページ1

-No said-in601号室

601号室には入出と書かれたネームプレート
この部屋にはいま、部屋の主である入出。そして、

入出「アンヤくん、知ってます？
30階に露天風呂あるの。」

この場所に来て、仲良くなった(？)駆堂がベッドを占領している。

テレビゲームをしながら、アカツキはベッドでくつろいで漫画を読んでいるアンヤへと声をかける。

入出「カリンさんとユズ先輩が、この間一緒に入ったそうですよ。」

駆堂「ふーん」

興味なさげな顔で漫画を読み進める駆堂。

入出「俺も露天風呂入りたいです。(チラッ)」

駆堂「(・・・無視)」

ペラ

無視されてもなお、めげずに駆堂に近づく入出。
アンヤの耳元近くまで来て、もう一度

入出「俺も露天風呂に」

駆堂「うっせーよ！聞こえてるよ！！無視してんだよ！！」

駆堂はすかさず、怒る。

入出「俺たちも行きませんか！腰痛、肩こりに効きますよ。」

ボフボフボフ

ベッドを叩きながら、もう一押し

駆堂「んなもんねーし。
やめろ、スプリング痛むだろうが」

入出「えっ、ないんですか。
先日、あれだけ走ったのに。筋肉痛も来ないんですか？」

駆堂「はぁ？
あんなもん、走ったうちに入んねーだろ」

入出「いいなー。俺なんか必ず来ますよ。
2日後くらいに・・・」

駆堂「・・・お前、まじ運動しろ」

心配を通り越して、呆れていた駆堂であった。