音楽少年は…。2【ナカノヒトゲノム】［男主］

GAME 08 POISONER 03 ページ33

朔夜said

ｼﾞｼﾞｯ…

パカ《ピン・ポン・パン ・フェ〜〜〜〜
グッモーニン！パカでございます。》

突然なんなんだよ。
セルフ音声やめてくれないかな〜
前も聞いたけどけどなんか嫌なんだよな…。

パカ《第４ゲーム開始から一夜明けましたね。
皆様、ご健勝でなにより》

「「『…………』」」

どの口が言ってんだ、という微妙な空気が流れる。

駆堂「おい、ヒミコお茶！！」

伊奈葉「(ビクッ)は・・・はひ」

朔夜『はいはい、ヒミコちゃんもそんなに怖がらなくて大丈夫だよ〜アンヤくんは急に怒鳴らない。』

2人の頭を撫でながら、落ち着かせる

パカ《！？わ…我が愛しの伊奈葉様にそのような亭主関白な…しかも！A様に頭を撫でてもらうなんて…羨ましいｷﾞﾘ…ｷﾞﾘ…ｷﾞﾘｷﾞﾘ…》

なんで俺に頭撫でられる程度のことが羨ましいんだ？

鬼ヶ崎「おう、これ放送切れねェのかい」

路々森「堪えるにゃ。カイさん」

パカ《さて、本日はめでたいお知らせです。リアル実況開始から一週間、なななんと再生数が五百万ビューを達成しました！！》

自分の左手首を見てみると、

005008038

確かに五百万を超えていた。

パカ《ナカノヒトゲノムリアル実況においてこちらは歴代一位の再生スピード。栄えある13番街担当としてワタクシ大変誇らしく…おもっ…ｽﾞｽﾞｯ…ｽﾞﾋﾟーーーー》


駆堂「……おい。マジ切ろーぜ食事中だっつの」

するとザクロくんが考え込むように口を開いた。

忍霧「……『13』番街ということは他にも街があるのか？俺たちと同じようにこうして軟禁状態でゲームを《忍霧様》」

ザクロくんの言葉を制するパカさん

パカ《余計な詮索は不要。このステージはタブーに触れた貴殿ら3人への罰でもあるのです。
無実のメンバーを巻き込む今なお危険に晒している。
この事実をお忘れなく》

鬼ヶ崎「・・・どの口が言ってんでェ」

パカ《あなた方が誠意を見せるならば、ワタクシもそれに応えましょう。投降の意思があればいつでも『白の部屋』へ…お待ちしております。》

ﾌﾞﾂﾝｯ…

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