GAME 07 HER PRETENDER 03 ページ19
朔夜said
路々森「だいたいここは、蔦に巻かれてエ ロい展開になるのがお約束だろ・・・？
空気を読みたまえ(つん)」
ユズさんがカリンちゃんの口元に左手の人差し指を当てる。
更屋敷「読むか。誰が読むかぁあ！！」
ブチッ ブチッ
と音をしながらカリンちゃんが前進する。
路々森「よし、突破だ。」
朔夜『カリンちゃんすごいな…。』
入出「みなさん、こっちです！」
少し離れた所からアカツキくんが手を振る。
鬼ヶ崎「どこ行くんでぇ？」
入出「食糧庫です。
あそこなら、壁も扉も頑丈だし施錠もできます。」
鬼ヶ崎「…籠城戦か」
朔夜『でも、それがベストですね。』
路々森「いいぞ、あっきー。
そこで、ゆいくんの手当てをして、作戦を練ろ
朔夜『ユズさん、危ない！！』
鬼ヶ崎「なっ」
路々森「ぅお！？」
ユズさんの頭の上からさっきと同じようにミミクリー・マンイーターが落ちてきた。
それに少し驚いて緩んだカイコクさんの腕から離れてユズさんを突き飛ばし、
アカツキくんとアンヤくんの方へ滑り込んだ。
俺たちはミミクリー・マインターによって2つに分けられてしまった。
駆堂「おい、大丈夫か！」
朔夜『うん…さっきのやつ以外はなんともない。』
ただ、出血量が多かったのか少しクラクラする。痛みがないから、怪我がどんな状態かがわからない…。
このままで大丈夫か？なるべく早く食糧庫に行かないと。
入出「ユ・・・ユズせんぱーーーーい！！」
アカツキくんが前に出ようとしていた。
駆堂「おい、バカ下がれ！！」
路々森「あっきー、アン坊、ゆいくん！！
君たちはそっちから迂回しろ。
食糧庫は地下１階だ。必ず合流するんだぞ！」
入出「はい！」
鬼ヶ崎「A！大丈夫かィ？」
朔夜『はい。なんとか。』
駆堂「無茶なことすんなよ。(ボソッ)」
朔夜『うん。ありがとう、アンヤくん。』
駆堂「フン」
蔦の間から反対側にいるみんなの心配そうな顔が見えた。
朔夜『俺は大丈夫だよ！』
それだけ言ってアカツキくんとアンヤくんと一緒に走る。
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ルンバ(プロフ) - なえさん» ありがとうございます！とても嬉しいです〜更新頑張ります！ (2021年2月15日 12時) (
レス) id: dfeb142dc7 (このIDを非表示/違反報告)
なえ - 今まで読んだナカノヒトゲノムの夢小説の中で一番面白いです。更新楽しみにしてます！ (2021年2月15日 2時) (レス) id: 7bd6f37d2f (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - 白神冬喜さん» ありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです。更新頑張ります！！ (2020年5月27日 14時) (レス) id: 4b5cc2e38e (このIDを非表示/違反報告)
白神冬喜 - イッキ読みしました！ この作品は面白くて好きです！ 更新頑張ってください！！ (2020年5月27日 11時) (レス) id: 5db560dcd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンバ | 作成日時：2020年5月22日 17時
