約 束

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タケミチside


『おっかしいな〜どこいったんだろ』

Aちゃんとマイキー君がいなかったから探しに行くと2人の姿があった。

『あ、マイ………』

『よかったっ……ケンチン…』

そう言って泣いてるマイキー君は普段とは想像もつかないほど弱々しかった。


『ん…よかったね…ほんと強がりなんだから、』

そう言って彼女はマイキー君をギュッと抱きしめていた。マイキー君はみんなを励ますために…
そうだよな…1番辛かったのはマイキー君だ。

『心配かけさせやがって…』

『マイキーよく冷静装ってみんなの前であぁ、言えたね。えらいよ、さすが総長…！……よく頑張ったね…ﾆｺｯ』

マイキー君は彼女の前ではカッコイイ彼氏でもあるけど、

普通男は彼女の前では強くなりたいって思うもんだ、

でも2人は自分の弱いところも見せれるくらいの仲なんだろうな。。。

--------ｷﾘﾄﾘ線--------

俺はあの日をきっかけに不良界のレジェンドと呼ばれるようになり凄く調子に乗っていた！

そして俺はドラケン君のお見舞いに行くために病院へ向かっていた。すると、病院から出てくるAちゃんに出会った。

『あれ？タケミチくん？』

『Aちゃん！マイキー君は一緒じゃないんっすか？』

『マイキーはまだ少しいるって言って屋上に行ったよ、』

『…ねぇタケミチくんってさ、ほんとに中学生なの？』

『！？！いきなりどうしてっすか…』

『いや…考えてみればドラケンが危ないって分かってたからついてきたりしてたのかなって、…や、ごめん意味わかんないね…でも、、、ドラケン助けてくれてほんとにありがとう。』

『いや、俺はそんな…』

『ヒナの彼氏がタケミチくんで良かった！まもったげてね、ヒナのこと。』

『…はいっ！！！』


きっとマイキー君はAちゃんがいれば幸せだろうな。


あれ…？そう言えば未来のAちゃんってどうなって…

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