僕 ページ18
五条side
『私だって今決めた…傑を殺す』
そう言ってAは剣を抜いた、
俺もその気だった…けど、。
震えながら剣を握ってるAの刃をみると
その色は今までになく真っ青な色をしていた
夏油 『殺したければ殺せ。それには意味がある』
そう言って傑は後ろを向き歩いていった。
俺はAの手を握った
『今の俺たちに傑は殺せねぇよ』
A『…っ。そんなこと…』
五条 『刃が青い…ってのはそうゆうことだろ』
Aの剣は感情を色で表す。青いってのは
悲しいってことだ。
A『こんなの今だけだもん…ポロポロ』
そう言って涙を流した。
ずっとAは我慢してたんだろう。
1人でずっと傑の異変に気づいて
責任を負ってたんだろう。
俺はAの頭を撫でて着ていたジャケットを頭に被せた。
--------キリトリ線--------
先生 『あの時なぜ追わなかった?』
五条 『それ聞きます?…俺やAだけが強くても駄目らしいよ。
俺が救えるのは他人に救われる準備がある奴だけだ。』
先生 『(3人は強かった…強さ故に人を一瞬で殺せてしまう。Aはそれがずっと嫌だったんだろう)』
『Aの様子見てきてやれ』
--------キリトリ線--------
五条 『A…いる?』
A『悟…』
Aはお茶を入れながら話し出した。
『私ね、どんどん自分の手が醜く感じてた。
人をこんなにも一瞬で殺せてしまうんだって。呪霊だってそう。どうして祓わなきゃいけないの?誰のために?って。』
『『非術者を守るんだ』って傑の言葉に救われた気がした。でも、傑が起こしたことでまたわかんなくなった。ある人が非術者全員殺したら呪いは生まれないそう言った。』
『正直、私も傑と同じことしてたかもしれないって。傑じゃなくて私があぁなってたかもしれないって思うと怖くて仕方なかった…』
『でも、やっぱり私や悟がこの呪術界を…変えていかなきゃ…この腐りきった世界を。』
そう言うAはやっぱり少し悲しそうだった
『俺は自分や他人がどうでも良くなる時が1回あった。ただ戦いを楽しむだけの、でも俺だって自分が傑みたいにならないって言いきれねぇのも怖ぇよ。』
『でも、Aの言う通り、俺たちが…
いや、僕達がクソ呪術界をリセットする。
その為には優秀な人材を育てないと。』
そしたらAは
『僕、似合わないね』って笑ってそう言った
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作者名:みなみ | 作成日時:2020年10月16日 22時