残念ながら。 ページ17
硝子side
『火いるかい?』
夏油は私の煙草に火を付けた
硝子『犯罪者じゃん、何か用?』
夏油『運試しってとこかな』
硝子『ふーん?一応聞くけど冤罪だったりする?』
夏油『ないね、残念ながら。』
硝子『重ねて一応、なんで?』
夏油 『術師だけの世界を作るんだ』
硝子 『ははっ、意味わかんねー』
夏油 『子供じゃないんだ。誰でも彼でも理解して欲しいとは思わないさ。』
だんだんみんなが離れ離れになって行ったのは
ここからだろう。
硝子 『どーせ誰も理解してくれないって腐るのもそれなりに子供だと思うけど。あ、五条?夏油居たよ、
あ、Aもいんの?
そ、新宿。ヤダよ殺されたくないもん』
硝子 『夏油、殺されるぞ。』
夏油 『そうだね。でも今じゃない。今の2人に俺は殺せない。』
硝子 『…ま、あんたが1番2人のことはよく分かってるか。』
夏油 『…。』
--------キリトリ線--------
Aside
五条 『説明しろ、傑』
A『…。ほんとにほんとにあんたがやったの…?』
夏油 『硝子から聞いたろ、それ以上でも以下でもないさ。』
五条 『だからって術師以外全員殺すってか!?親も!?』
夏油 『親だけ特別という訳には行かないだろう。
それに私の家族はもうあの人達だけじゃない。』
A『意味のない殺し合いはしないって言った』
夏油 『意味はある意義もね。大義ですらある。』
五条 『ねぇよ!!非術師殺して術師だけの世界を作る!?無理に決まってんだろ。できもしねぇことをせこせこやんのを今ねぇっつーんだよ!!』
冷静に判断ができない。殺すの?
傑を…?私が?悟が??
夏油『傲慢だな。君達なら出来るだろ。A、悟。』
『自分に出来ることを他人には出来やしないと言い聞かせるのか?』
『2人は佐野A五条悟だから最強なのか?』
『最強だから佐野A 五条悟なのか?』
A『…!!私達になれたらってこと?…バカバカしい…私は…私はあんたが…傑が術師を守るって言ったからそうやって言える傑を尊敬してた。』
『傑みたいになれたら私だって少しは術師やってて良かったって思えるかなって。』
夏油 『…生き方は決めた。あとは自分に出来ること
を精一杯やるさ。』
A『私だって今決めた…。傑を殺す。』
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作者名:みなみ | 作成日時:2020年10月16日 22時