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長尾side
みんながメッセージ用意してくれてたなんて知らなくて、
どこまでも大き過ぎる5人の優しさと愛情に胸がいっぱいになって
駿と2人でぼろぼろと泣きまくっていた。
そしたらがちゃっと音を立ててドアが開いて振り向いたら目を真っ赤にして、でも笑顔の大好きなメンバーがいた。
長尾「ぐすっ..みんなっ....」
道枝「ふぇっ....」
藤原「思ったより泣いとる笑」
大橋「2人とも頑張ったなぁ、おめでとう」
あぁもう大橋くん、そんなこと言って抱きしめんといてよ。
余計泣けてきてまうやんっ....
ありがとうって言いたいのに、
嗚咽が止まらなくて声にならない声が漏れるだけ。
でもみんなは分かってるよって言ってくれるかのように集まってきてくれて背中を摩ってくれた。
長尾「んっ...すみません、泣き散らかして」
道枝「...ずっ..ごめんなさい...」
社長「じゃあちょっと今後の話をしようか
念のためSNSは見ないように。
それから2人は申し訳ないけどしばらく外出は控えてね。
あと、公の場で記者からなにか聞かれたら自分たちの判断で話せる範囲で話していいからね。プライベートで聞かれたら答えなくていいから」
長尾・道枝「はいっ」
話していいんや...
こういうのって大体ノーコメントのイメージあったけど...
俺らも協力するからとみんなも頷いてくれた。
どこまでもみんなの優しさに甘えてばっかりや...
ほんまに俺らいいメンバーに恵まれたなぁ....
社長「婚姻届は自分たちで出したいだろうから、こっそり行っていいよ」
道枝「ええっ！ほんまにいいんですか？」
駿、めっちゃ食いつくやん笑
やっぱこういうの好きなんや、かわええ〜！！
社長「もちろん、一生に一度だからね」
長尾・道枝「ありがとうございます」
社長「じゃあひとまず今日は解散。何か困ったことがあればいつでもおいで」
「「「ありがとうございました」」」
よかったな、なんてみんなに背中と肩をバシバシ叩かれながら社長室を後にした。
みんな力強いって....笑
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作者名：みるく | 作成日時：2024年3月9日 10時
