Chapter5(続き) ページ1
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道枝side
写真を撮った日から1週間。
ツアー終わりなことを考慮してすごい緩いスケジュールを組んでもらってるおかげで
謙杜とゆっくり穏やかに過ごさしてもらってる。
長尾「げっ、マネージャーさんや.....無視しよ」
道枝「いや出なあかんやろ笑」
今日は2人ともオフやから
朝はゆっくりして今日どうしよか〜なんて言いながらソファでだらだらしてたらマネージャーさんから電話が来て謙杜は嫌そうにしてる。
緊急の仕事やったらどないすんねん笑
長尾「.....はい〜..長尾ですぅ...
え！！ほんまですか？！今から行きます！
はい！ありがとうございます〜」
嫌そうな顔してたくせにパァッと笑顔になった謙杜は電話を切るなりキラキラした目で俺を見る。
長尾「駿！出かけんで！」
道枝「んぇっ？！どこに？」
長尾「事務所！この前の写真、データ届いてんて！」
道枝「っ！ほんま？！」
ほんまほんま！早よ用意して行くで！って言った謙杜はもう着替え始めてる
相変わらず切り替えと行動力が小学生やねん笑
道枝「よいしょ...何着よっかなぁ....」
そんな謙杜と裏腹に
俺は痛む腰を庇いながらゆっくり立ち上がって呑気にクローゼットの中を吟味する。
といっても謙杜の家やから俺の服そんなにないんやけど、2人で出かける時はちょっとおしゃれしたいやん？
あ、前に謙杜が好きって言ってくれてたニットと黒のパンツにしよ。
道枝「うわ...」
服も決まったし着替えようとパジャマを脱ぐとそこら中に痕が残った身体が鏡に映る
あいつ....なんでこんないっぱい付けてんねん！
ツアー中は腰痛めてもあかんし、
スタッフさんがたくさんおる中で着替えなあかんかったからそういう行為は控えてた。
その反動なんか
この1週間、オフとか半休が多かったのもあって謙杜が絶倫モードなんよなぁ...
ほいほい受け入れてる俺も大概やけど...
長尾「洗面所空いたでー！」
道枝「はーい！」
うきうきしてる謙杜に急かされてぱぱっと支度して、
長尾「指輪置いた？」
道枝「うん」
謙杜が買ってきてくれたリングスタンドにそっと指輪をかけて
写真楽しみやなぁと2人でワクワクしながら家を出た
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作者名：みるく | 作成日時：2024年3月9日 10時
