真夏の太陽と月が愛しあうとき-3- (ページ10)

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道枝side

長尾「みっちー座り？すいません、着替え手伝ったってください」

スタッフ「はいっ！道枝さん、失礼しますね」

スタッフ「これ飲めそうなら飲んでください」

道枝「っ..ほんますみません....衣装..汚れてないですかね....」

スタッフ「大丈夫ですよ！それより自分の心配してくださいっ！」

謙杜が一人一人、一曲一曲に合わせて作ってくれた俺らの大切な勝負服を絶対に汚したくなかったから汚れてなくてちょっと安心。

スタッフさんが靴とかジャケットを脱がしてくれて

俺はもらった経口補水液をストローでちびちび飲みながらされるがまま。

こんな時、

普通の身体やったらなって思ってしまう

西畑「ごめんお待たせ！手伝うわ！」

道枝「...っ..大吾くん、」

着替え終わった大吾くんもきてくれて、

あっという間に着替えもヘアセットも終わる

西畑「これ飲めそうなタイミングあったら道枝に飲ましたってください」

スタッフ「了解です、ステージ下のスタッフに同じもの配っておきますね」

道枝「すみません...ありがとうございます」

長尾「みっちー、前半ちゃんとできてたからあと半分一緒に頑張ろ。みっちーなら大丈夫やから！」

道枝「...ありがとう、頑張る」

西畑「舞台袖まで一緒に行こな」

謙杜の言葉にまた救われながら

2人に肩を担がれてステージに向かった

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