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道枝side
次から次へと溢れ出す涙もそのままに
しばらく謙杜とぎゅっと抱き合って
こんな素敵な人に愛されてることも
こんな素敵な人と結婚できることも
今、謙杜がこうして抱きしめてくれることも
謙杜の隣に居られることも
全部全部、幸せで
その幸せを謙杜の腕の中で噛み締めた。
長尾「はぁっ..俺ら泣きすぎやな笑」
道枝「ふふっ、ほんまに笑」
ちょっと落ち着いてから向き合うとせっかくメイクしたのにお互い涙の跡が頬っぺたにくっきりついてて
どちらからともなく、親指で頬をそっと拭うタイミングがあまりにも一緒すぎてなんだか笑えてきて
2人でけらけら笑ってると
マネージャー「泣いたり笑ったり忙しいな！笑」
って茶々入れられて
そうしてる間もずっとバシバシとシャッターが切られていた。
カメラマン「せっかくだからまたフォーマルと自由な感じ両方撮っていこうか」
道枝「ええっ、いいんですか」
カメラマン「もちろん！もう最高のカット撮れたけど記念の写真はたくさん撮った方がいいからね笑」
長尾「ほんまにありがとうございます！」
カメラマンさんのご厚意でメイク直ししてから
また定番のフォーマルなカットから俺らっぽいカットもたくさん撮ってもらった。
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作者名：みるく | 作成日時：2024年1月14日 10時
