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長尾side
大吾くんと2人で駿を袖まで連れてきて
30秒待ってほしいってマイク片手にしゃがみ込んで目を閉じる駿を見守る。
西畑「なぁ謙杜、ほんまにみっちー出て大丈夫なん？だいぶ限界きてると思うんやけど...」
長尾「大丈夫、やらせてください」
こそっと耳打ちしてきた大吾くんが言いたいことはわかる。
後半の方がそもそもの曲数多いし
移動とダンス曲の割合も多いから
今の駿の体調ではとてもじゃないけど厳しいことも
身体への負担が大きすぎることもわかってる
俺やってほんまは今すぐ休ませたいけど
それをしてまうと責任感じて、自分の身体のこと嫌いになってまうかもしれん。
道枝「ごめんなさい、お待たせして」
長尾「ん、頑張ろな」
ふぅと息を吐いて立ち上がって微笑んだ駿はもういつもの道枝駿佑。
さっきまで戻して泣いてた駿はどこにもおらん
道枝・長尾「ただいま〜」
西畑「お待たせしました〜」
「「おかえり〜」」
わらわらとステージに戻るとみんながカメラに抜かれてないところで心配そうな目を駿に向ける。
イヤモニでバタバタしてたん聞こえてたよな...
藤原「ほんまに危ないって思ったら止めるからな」
長尾「うん」
後半組が捌ける時、
真剣な顔した丈くんはそう言った。
駿に言わんと俺に言うのはきっと丈くんの優しさ。
西畑「どうですか、謙杜。前半終わって」
長尾「いやーめっちゃ楽しい！あ、見たで、みっちーが可愛いファンサしてるとこ」
道枝「え、俺？笑」
長尾「投げキッスしててんけどそれ横におった丈くんにいじられて、照れるとこ込みで可愛かった」
西畑「あ！それ俺も見たで！めちゃめちゃ照れてて可愛かったなぁ」
道枝「うわぁっ恥ず....笑」
駿があんま喋らなくてもリアクションしてくれるだけで成立するように大吾くんと駿の可愛かったシーンをひたすら語って
まぁ暑いんで皆さんも水分補給してくださいねなんて言いながら駿に水分摂らせて
大西「俺もみっちーの可愛いとこ語りたーい！」
大橋「俺、丈くんの可愛いところ言えるでー！」
藤原「なんで俺やねん！そこはみっちーの可愛いとこ言えや！」
高橋「ファンの皆さん、今日はみっちーデーでーす」
道枝「もうええってー！笑」
後半組も話し合わせてくれて
今1番ベストな状態で後半戦に臨んだ
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作者名：みるく | 作成日時：2024年1月14日 10時
