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K.F.side
聡とマリウスが持ってきてくれた体温計で
熱を測ると39.2℃
和室に布団敷いて寝かせたけど
布団を足しても足しても、ガクガク震えてて
正直かなり焦る
風「マリウス、お前先に寝な？
明日も打ち合わせあるんだし。」
マリ「でも健人君…」
聡「じゃあ俺と一緒に寝に行こ？
明日、健人君助けてあげなきゃ。」
そう言って松島はマリウスを説得し
二人で寝に行ってくれた
実は明日、コンサートの打ち合わせがあって…
もちろんこんな状態の中島連れてく訳ないけど
こいつ嫌がりそうだな…
勝「夜間救急探さなくて平気？
行くなら、俺探すよ？」
風「まぁとりあえず様子見るわ。」
勝「ん。」
もう深夜1時過ぎ
勝利も寝た方がいいと声かけたけど
コンサートの資料作りがあるとかで
和室にパソコン持ってきた
ほんと、お前塩対応だな…(笑)
結局は中島の事が心配でしょうがないんだろうに、
澄ました顔でパソコン叩いてるのが
なんか勝利らしくて妙に冷静になれた
健「…ん…」
風「あっ起きたか。 分かる？ 大丈夫か？」
2〜3時間を覚まさなかったからだいぶ焦ったけど、
やっと意識を取り戻したらしく
ボーと俺の顔を見ていた
勝「健人君、水飲める？」
健「…飲む…」
フニャンフニャンの体を何とか起こして
水を飲ませるとコップ一杯飲んでくれた
脱水は大丈夫そうか…
まぁここまで熱高いと吐くかもしれないし
油断大敵だけど
健「あっ…打ち合わせ…行かなきゃ…」
勝「え…」
健「着替える…」
勝「ちょっストップ、ストップ！」
たぶん熱で混乱してるらしく
フラッフラの体を動かそうとして
慌てて勝利が止める
この体調で仕事のこと考えてるのに
俺もかなり驚いた
風「中島さん、まだ1時過ぎですよ？」
健「えっ…？」
風「打ち合わせはもう少し後だから
今は寝てください。」
諭すように声をかけて布団に寝かすと
荒い息をしながら一瞬で眠った
勝「明日、3人で打ち合わせして来ようか？」
風「ん？」
勝「こんな感じだと、
家に健人君休ませても来ちゃいそうじゃん？」
風「そうかもな…」
確かに、
意識朦朧としながらも仕事のこと考えてたら
起きた時に一人だと仕事に来る可能性がある
さすがにそれはヤバイし…
だいたい、事務所で倒れても困る
結局、下三人で打ち合わせに行ってもらい
俺は中島の看病でシェアハウスに残ることにした
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麻希 - ページ３０で、なりやら。になってますけど、誤字ってないですか？ (2018年3月26日 0時) (
レス) id: 7e03a04c88 (このIDを非表示/違反報告)
勝利大好き - 最高！ (2017年8月21日 13時) (レス) id: f274ff8fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ぺーぴ - すごくおもしろくて、色々話の中の出来事を想像することができました。続編も楽しみにしてます！ (2016年5月9日 18時) (レス) id: d47c3b07d9 (このIDを非表示/違反報告)
マロン(プロフ) - ゆうさん» わざわざ感想送っていただきありがとうございます(*^^*)楽しんでいただけたようで本当に嬉しいです。これからも楽しんでいただけるように頑張ります！ぜひまた気軽にコメント送ってくださいね^ ^ (2016年5月5日 10時) (レス) id: 97461dbace (このIDを非表示/違反報告)
マロン(プロフ) - あき♪さん» 少し遅くなってしまうかもしれませんが気長にお待ちください>_< (2016年5月5日 10時) (レス) id: 97461dbace (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マロン
| 作成日時：2016年4月2日 15時
