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N.K.side
ボーとした意識が浮上してゆっくりと目を開けると、見慣れない白い天井が見えた
…あれ、俺どうなったんだっけ…
聡「あっ健人君起きた！！」
勝「マジで⁉︎ 健人君分かる⁉︎」
健「…うん…大丈夫…」
『良かったーー』
腕には点滴が繋がっていて
ここは病院だって事はすぐに把握がついた
俺、いつ倒れたんだ？
収録どうなった？
…メンバー全員にどれほどの迷惑かけた？
聞きたいのに聞くのが恐くて、
何も声に出す事が出来ない
聡「健人君、ひどい貧血だって。
病院の先生びっくりしてたよ。」
勝「風磨君とマリウス、
夜ご飯買いに行ってるだけだからすぐ戻ってくるからね。」
健「…俺…どれぐらい寝てた…？」
勝「どうだろう。2時間くらいかな？
ずっと意識戻らないからほんと焦った〜。」
…俺は何をやってるんだろう
最近少しバタバタしてただけなのに
貧血で倒れたとか、あり得なさすぎる
「大丈夫」と思い込んでいた自分は
もうずっと前から、大丈夫じゃなくなっていた
風「お〜い、夕飯買ってきたぞ！」
聡「あっ風磨君！ 健人君起きたよ！」
マリ「健人君、大丈夫？
ほんとにビックリした〜。」
マリウスが半泣きで抱きついてくるのを
受け止めて、そのまま頭を撫でた
突然人が倒れたらそりゃこうなるよな…
こんなに心配かけて、
いったい俺は何をしてるんだ
風「具合どうなの？」
健「今はもう全然大丈夫…」
風「俺、そういうの聞いてるんじゃないんだけど。」
健「……っ…」
風「今強がり言われても困るし。」
健「…ちょっと…目眩がするのと…寒気がする…くらい」
風磨に鋭く返されて
さすがに言い訳できなくなった
マリ「なんで日本人ってこんなに素直じゃないんだろ？」
健「…えっ？」
マリ「健人君はいっぱい頑張ってる人なんだから、もっといろんなワガママいっていいんだよ？」
ギュッと俺を抱きしめていたマリウスの一言
ずっと子供だと思っていたのに、
ふと見たマリウスは
信じられないくらい大人の顔つきをしていた
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麻希 - ページ３０で、なりやら。になってますけど、誤字ってないですか？ (2018年3月26日 0時) (
レス) id: 7e03a04c88 (このIDを非表示/違反報告)
勝利大好き - 最高！ (2017年8月21日 13時) (レス) id: f274ff8fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ぺーぴ - すごくおもしろくて、色々話の中の出来事を想像することができました。続編も楽しみにしてます！ (2016年5月9日 18時) (レス) id: d47c3b07d9 (このIDを非表示/違反報告)
マロン(プロフ) - ゆうさん» わざわざ感想送っていただきありがとうございます(*^^*)楽しんでいただけたようで本当に嬉しいです。これからも楽しんでいただけるように頑張ります！ぜひまた気軽にコメント送ってくださいね^ ^ (2016年5月5日 10時) (レス) id: 97461dbace (このIDを非表示/違反報告)
マロン(プロフ) - あき♪さん» 少し遅くなってしまうかもしれませんが気長にお待ちください>_< (2016年5月5日 10時) (レス) id: 97461dbace (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マロン
| 作成日時：2016年4月2日 15時
