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K.F.side
ダンス中、
中島が倒れたらどうしようかと
正直何度もヒヤヒヤしていた
なんとか無事にダンスは終わったけど
舞台をはけたと同時にしゃがみ込んでしまった
勝「健人君、今ちゃんと分かる？」
健「…はぁはぁ…ぁ…」
マリ「うわ、健人君！」
意識もフワフワしてるらしく
勝利の質問にも答えずに後ろに倒れそうになった
慌ててマリウスが支えたけど
自分で体に力を入れられないらしくて
そのままマリウスの腕にもたれかかってる
…これ、想像以上にヤバい状態かも
聡「風磨君！
健人君の事ディレクターさんに伝えたら、
出番もうないから楽屋に入っちゃっても
大丈夫だって！」
風「ん、了解。
中島今移動するからな。」
後輩もいる手前恥ずかしかったけど、
歩けない中島を抱えて楽屋へ入った
健「…はぁ…ぅぅ…ぁ…」
勝「健人君〜。 分かる？
今、楽屋に着いたよ。」
健「…んん…」
意識もはっきりしない中島の手を触ると
氷のように冷たい
目の裏を確認すると真っ白で
顔色もびっくりするぐらい悪いし
…貧血か
にしても、この貧血はなかなかヤバいやつな気がする
風「マリウスと松島さ、なんか毛布とか持ってきてもらってもいい？」
マリ「分かった！！」
2人が毛布を取りに楽屋を出ていって
温めれば少し落ち着くかなとか
呑気に考えはじめたその時…
健「…んん…うぅ…」
勝「健人君！？ ちょっと大丈夫！？」
突然頭を抑えこんで唸り始めた中島
俺と勝利も慌てて中島の元へ
健「…はぁ…ヒー…ヒー…はぁはぁ…」
風「中島！大きく息吸えるか？
勝利、俺中島見てるから
聡マリとマネージャー連れてきて。
病院行かないとまずい気がする。」
勝「分かった！」
バタバタ出ていった勝利
その会話をしてる中でも
どんどん中島の息づかいは荒くなってきて
顔色もみるみるうちに真っ青になっていく
健「…はぁはぁ…ヒー…ヒー…」
風「中島、大丈夫だから。」
焦っちゃだめだ。 落ち着け。
と諭す自分がいる中で、
中島にこのまま何かあったらどうしよう
と焦りが隠せない自分がいる
風「大丈夫だから。
すぐ病院連れてくからな。」
まるで自分にも暗示をかけるように、
中島の手を握りながら何度も声をかけていた
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麻希 - ページ３０で、なりやら。になってますけど、誤字ってないですか？ (2018年3月26日 0時) (
レス) id: 7e03a04c88 (このIDを非表示/違反報告)
勝利大好き - 最高！ (2017年8月21日 13時) (レス) id: f274ff8fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ぺーぴ - すごくおもしろくて、色々話の中の出来事を想像することができました。続編も楽しみにしてます！ (2016年5月9日 18時) (レス) id: d47c3b07d9 (このIDを非表示/違反報告)
マロン(プロフ) - ゆうさん» わざわざ感想送っていただきありがとうございます(*^^*)楽しんでいただけたようで本当に嬉しいです。これからも楽しんでいただけるように頑張ります！ぜひまた気軽にコメント送ってくださいね^ ^ (2016年5月5日 10時) (レス) id: 97461dbace (このIDを非表示/違反報告)
マロン(プロフ) - あき♪さん» 少し遅くなってしまうかもしれませんが気長にお待ちください>_< (2016年5月5日 10時) (レス) id: 97461dbace (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マロン
| 作成日時：2016年4月2日 15時
