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将輝「もし、未来が本来の力を出してしまったら
目覚めることが出来なくなるかも
知らないんです。」
七草「え？」
将輝「本来の力を出したら未来の体力は
なくなってしまいます。
だから、セーブしてもらわなきゃ
いけないんです。」
十文字「なるほどな。」
渡辺「とりあえず起きてから話そう。」
「起きてますよ。服部先輩ありがとうございます。」
服部「あ、かけてていいよ。」
「私の力は西条最強です。
父にも祖父にも負けません。絶対。
西条家に伝わる魔法は全て使えます。
だけど、その力が膨大すぎて体がボロボロになり
立ち上がれない時もありました。
だから、今がとっても幸せなんです。
だから、何があろうともミラージュ・バット
には出ます。」
七草「そっか。
頑張りましょ!未来ちゃん！
とりあえず今日はこのまま部屋に行って
休むこと！」
「はい。お先に失礼します。」
私はゆっくり部屋に向かった。
その日の夜、渡辺先輩が事故にあったのを
聞いた。
すぐに渡辺先輩のところに行きたかったけど
ベットから立ち上がれない。
なんとか立ち上がり呼ばれたから
会議室に向かう。
そこには先輩がみんな私のことを見つめる。
七草「未来ちゃん？よく聞いて。
摩利がこんなことになりミラージュ・バット
本戦の選手がいなくなってしまったの。
だから、未来ちゃんに出てもらいたいの。
きっと、未来ちゃんなら優勝狙えるわ。」
「私が？
深雪じゃあなくて？」
七草「司波さんは体力的な問題が。
どう？」
「わかりました。出ます。」
七草「よかったわ！よろしくね！」
そんな感じでミラージュ・バットの本戦に
出ることになってしまった。
将輝「未来。聞いたよ。
ミラージュ・バット。平気なの？」
「実際わからない。
だけど、本戦ともなればセーブしてる力も
少しは緩めても大丈夫。」
将輝「そっか。
明日は、モノリスコードちゃん見ててね？」
「怪我だけば絶対にしないで。
お願い。」
将輝「わかってるって。」
「頑張ってね！」
将輝に強く抱きつく。
そして、
「これね、将輝がくれた指輪。
明日だけ貸してあげる。すごいパワー
持ってるんだから。」
内緒でネックレスにして将輝につける。
将輝「ありがと。頑張るよ。」
バイバイをしてお風呂に入って
ベットに行くと
深雪「未来？起きてる？」
「起きてるよ。」
深雪「体調はどう？」
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作者名：未来 | 作成日時：2018年10月2日 0時
