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朝、開会式が始まった。
今日は本戦のクラウド・ボール。
七草先輩が出るんだ。
まぁ、優勝したも同然だけどね。
本当にクラウド・ボール本戦は七草先輩の優勝。
時が過ぎるのは早くついに
新人戦クラウド・ボール。
達也にCADをもらう。
達也「違和感はないか?」
「あるわけないじゃん。」
達也「それなら良かった。
平気だ。未来なら優勝したも同然。」
「頑張る。」
そして、始まる。
最初は心配だったけどやってみると
え?って感じ。
1回目、一歩も動かなかった。
観覧者「さすが、西条。
新人戦のレベルではない。」
七草「あれがフラッシュ・ブレイク。」
渡辺「西条家でも、未来だけが使えると
言うものか。」
七草「すごい力ね。」
一条「未来。」
新人戦、クラウド・ボールは
敵に一点も与えることのなく未来が優勝した。
達也「お疲れ様。さすがだったよ。」
「ありがとう。」
体の力が一気に抜けた。
達也「未来?未来?」
「ごめん。達也。
力、使いすぎちゃったみたい。」
渡辺「未来ー。お疲れー。」
達也「渡辺先輩!未来が。」
渡辺「未来?未来?」
七草「とりあえず、テントに運びましょ。
達也くんは次もあるから
十文字くん。運べる?」
十文字「あー。」
軽々とお姫様抱っこし運ぶ。
渡辺「一条。未来が!」
一条「やっぱり。あいつ力わざと出さないように
もう1つ自分に魔法をかけてたんです。」
渡辺「それって自分にわざと負荷をかけてる
ってことか?」
一条「力が強過ぎるんです。」
急いでテントに行き点滴を繋ぐ。
服部「あ、」
服部先輩が自分のトレーナーをかけてくれた。
ドクター「将輝様。
これ以上未来様に負荷をかけると。」
将輝「わかってる。わかってるけど。」
七草「一条くん。話してくれない?
どうしてこうなってしまうの?」
渡辺「私が話そう。
いいよな?一条。」
将輝「はい。」
渡辺「未来は西条の膨大な力をわざと自分に負荷をかけてセーブしているんだ。
西条の力が膨大すぎて元々体に負荷が
かかっているのに
それを抑えようとしているから体に相当な
負荷がかかっているらしい。」
七草「セーブなんてできるものなの。」
将輝「そんなこと出来るわけないじゃあない
じゃあないですか。
未来は自分の力を力ずくで抑えてるんです。」
十文字「もし、セーブが効かなくなり
力が全部出てしまったとしたらどうなるんだ?」
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作者名:未来 | 作成日時:2018年10月2日 0時