RAMPAGE GIRL (ページ35)

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「壱馬。起きて。」

とりあえずそこらへんにあるティシャツを着て
壱馬を起こす。

「起きて。お風呂はいらなきゃ。
今日もLIVEだよ。」

壱馬「うん。」

壱馬の部屋から出ると

慎「また？」

「慎。大丈夫だから。」

慎「わかってるけどさ。」

「さ！今日もLIVELIVE！
お風呂入ってくるねー！」

お風呂に入って出てとりあえず前髪だけ
乾かして服を着替えた。

健太「おはよ。」

「あ、おはよ。」

陸「あれ？壱馬風呂入ってる？」

「入ってる！」

陸「俺の寝癖やばいから入りたいのに
時間あるかな。」

「平気じゃあない？」

壱馬「あ、出ました。」

陸「おおー！」

冷蔵庫に行きお茶を飲もうとすると

壱馬「さんきゅ。」

「あ！横取りした！」

壱馬に飲まれた。

「まぁいいや。」

新しいのを入れて飲むと。
壱馬の隣の部屋は北ちゃんなんだけど

北人「昨日、声聞こえてましたよ。笑」

壱&貴「え？」

ちょっと、照れた北ちゃんはすぐにその場を
去っていった。
壱馬も照れくさそう。
会場についてアップをしていると、

KENCHI「（人1）！」

「KENCHIさん！」

KENCHI「ブログに載せる写真撮りたいなー。
と思って！」

「全然とりますよ！
ケータイ貸してください！」

KENCHI「あ、いや、二人で撮りたいなと
思って。笑笑」

「そっちか！笑
全然とります！てか、こっちからお願いします！」

結局結構枚数的には撮ったよね。

KENCHI「ありがとう！今日もよろしくね！」

「こちらこそお願いします！」

楽しい時間はあっという間に終わっちゃう。
LIVEの時間っていうのは本当にそれを
実感してしまう瞬間。
LIVEが終わり帰り道の階段から
降りようとした時

？「目障りなんだよ。」

初めて見るスタッフさんなのかな？
階段の一番上から突き落とされた。

「キャァー！！！！」

叫ぶしかなかった。
下まで落ちた時には私の意識は
あんまりなかった。
最初にTETSUYAさんが駆けつけてくれた。

TETSU「（人1）！（人1）！
誰かきて！（人1）が！」

その後どんどんみんなが駆けつけてくる。

壱馬「（人1）！（人1）！」

陣「壱馬！落ち着け！
揺らしたらあかん！
とりあえず救急車が来るまでこのままに。」

壱馬は救急車が来るまでずっと私の手を握って
いた。
救急車が来るとすぐに運ばれるやつに
乗っけられ救急車の中に。
マネージャーさんがついてきてくれる。