伝言 ページ9
及川さんという単語に反応するみんなを無視し、わざわざ近ずかなくても声は聞こえるだろうくらいの距離にいる影山に
「誰がとびおちゃんなんて招待するか！ばーかばーか、あっかんべー」
全てを棒読みで言い切り僕はまた携帯に視線を戻した
少しの沈黙が続いたあと、田中さんに笑いながら背中を叩かれた
「そこはもう少し及川っぽく読めよ！」
「…嫌ですけど」
及川さんの真似なんてしてたまるものか。
「お前らお待たせー」
中から大量の肉まんを持って出てきた大地さん
みんな「あざーすっ」と言いながら肉まんを受け取る
お礼を言うのは僕も例外ではない
「…ありがとうございます」
そういい肉まんを1つ手に取る
「てか何でそんなにみんな笑ってるんだ？」
ほぼ全員が笑うという異様な光景を大地さんは不思議に思ったのだろう
スガさんが説明するも大地さんに「全然わかんねーよ」と突っ込まれ、旭さんが笑いを堪えながら説明していた
何がそんなに面白かっただろうか、僕には全く面白さがわからなかった。
1人黙々と肉まんを食べる
滅多にここは車が通らないのに珍しく真っ黒な車が通った
僕は車に興味が無いから分からないけれど、誰かが「高級車だ」と言ったことで、あの真っ黒な車が高級車であることを知った
そしてその車は僕らの前で停車した。
理由は何となくわかっている。
だってこの車の持ち主は、僕の知り合いだからだ
「こんなとこ居たんですね。乗って行きますか？」
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Karen(プロフ) - 琥珀さん» ただいま下書き制作中の段階なので公開までもう少しお待ちください、出来次第全体公開に変更する予定です！読んでくれてありがとうございます、早く続きを公開できるように頑張りますね！ (2022年3月21日 2時) (
レス) id: fa5d44cc5a (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - こんにちは。今日はじめて作品を読ませてもらいました！とっても面白く続きを読みたいのですがパスワードを教えて貰えないでしょうか？これからも応援させていただきます！ (2022年3月21日 1時) (レス) @page29 id: 3ae0d96e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌恋 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2020年5月15日 14時
