いい ページ6
「あの、Aくん」
先輩たちの着替えが終わり部室を出ると、誰か知らない女が立っていた
僕の名前を呼んだのだから、僕に用があることは確実だ
「……何？」
部活後の疲れている時間にわざわざ待ち伏せなんて相手の迷惑を一切考えていないのだろうか
さすがに常識無さすぎるだろう、少し考えればわかるはずだ
「部活お疲れ様」
暗くて相手の顔はよく見えないが、こんに大人数でいる時に話しかけられる勇気はすごいんじゃないかななんて思う
普通は遠慮して話しかけないものだろうに。
「…で？」
わざわざその一言を伝えるために待ち伏せされていたのか
そんなわけないと言うことはすぐに分かったため、さっさと要件を述べて欲しいと心から思った
「あの、えっと」
なんで今更言葉が詰まるのか、彼女の鎖骨より少し下くらいの髪の毛を指でクルクルしだした
そんなことしてないで話を早くして欲しいものだ
「今度、部活ない日一緒に帰らない？」
「無理」
すかさず断った。別に誰かも知らない奴と帰りたくなんてない
知ってるやつだったとしても帰りたいとは思わないけど
「えっ」
この反応から相当いいよと言われる自信でもあったのだろうか
「…それだけ？早く帰りたいんだけど」
「え、じゃ、付き合ってくれない？私と」
こいつは僕の態度から今告っても振られると察することも出来ないのか
「無理」
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Karen(プロフ) - 琥珀さん» ただいま下書き制作中の段階なので公開までもう少しお待ちください、出来次第全体公開に変更する予定です！読んでくれてありがとうございます、早く続きを公開できるように頑張りますね！ (2022年3月21日 2時) (
レス) id: fa5d44cc5a (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - こんにちは。今日はじめて作品を読ませてもらいました！とっても面白く続きを読みたいのですがパスワードを教えて貰えないでしょうか？これからも応援させていただきます！ (2022年3月21日 1時) (レス) @page29 id: 3ae0d96e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌恋 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2020年5月15日 14時
