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「まだ、負けてなかったじゃん」
そのめはどこまでも真っ直ぐで、昨日の及川さんとはまた違う感じがした。とても抽象的な表現になってしまうけれど、全身がゾワッとした
「負けてなくても、ほぼ負けたも同然の試合だったでしょ」
「でもまだ負けてない」
負けてない。それだけの理由で1人諦めずになぜ頑張れるのか分からない。
「なんで負けたくないの？」
元々勝ち目が無い試合とわかっていてなぜ負けたくないと頑張れるのか。確実にあの試合で本気だったのは影山だけだった。他のみんなは手抜きもいいところだったのに
「負けたくない事に、理由なんている？」
「えっ」
僕は少し目を見開いた。
「なぁ！影山ー！」と叫びながら影山の元へ行った日向。僕のそばに大地さんとスガさんが来る
「昨日何かあったのか？」
「先輩に行ってみろ！」
練習自体には特に何も無かった。
「なんで諦めるのか、僕にはわかんないです。ただ、諦めた方が楽だからそうしてるだけだと思ってたけど」
昨日の夜、考えて思った
「多分それは諦めるために自分に言い聞かせてる口実なんです」
だから、本当の諦める理由がわからなかった。だから、諦めるという事をしない日向に聞きたかった。けれど、結局何もわかなかった。頭にかかった霧のようなものが増えた気がした
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Karen(プロフ) - 琥珀さん» ただいま下書き制作中の段階なので公開までもう少しお待ちください、出来次第全体公開に変更する予定です！読んでくれてありがとうございます、早く続きを公開できるように頑張りますね！ (2022年3月21日 2時) (
レス) id: fa5d44cc5a (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - こんにちは。今日はじめて作品を読ませてもらいました！とっても面白く続きを読みたいのですがパスワードを教えて貰えないでしょうか？これからも応援させていただきます！ (2022年3月21日 1時) (レス) @page29 id: 3ae0d96e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌恋 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2020年5月15日 14時
