朝 ページ48
結局、昨日及川さんに言われた言葉が頭から離れずずっとモヤモヤした気持ちでいた
朝、部室に行くとやはりもう体育館に移動している日向と影山
(早く聞きたいのに)
なぜあの試合で諦めてなかったのか。僕は日向に聞きたかった。
「おお！A今日準備早いな！」
体育館に行くと大地さんにそんなことを言われた
「…まあ」
こんなことを話している暇は無いと思い僕は日向の元へ行く
「…ねえ」
「ん？」
こいつに聞くのはなんだか癪だ。なんで僕がこいつに聞かなきゃ行けないんだ、と今更思い始めた。
けれど、それでスッキリするならまあ、少しくらいガマンしようと自分に言い聞かせる
「なんで、中学最後の試合諦めなかったの？最初から勝ち目なんてなかったのに」
「ああん？」
これは、多分僕の聞き方が悪かったのだろう。とっさに誤解のうまない聞き方を考える
「…点差がひらいてる中日向だけは諦めてなかった。多分僕だったらもう諦めてるよ。」
頭の中で必死に言葉を探すがこんなこと聞くのは初めてで上手く言葉が見つからない。
「つまりAは、あの試合で諦めずに頑張れてた理由を知りたいんだろ？」
いつの間にか隣に来ていた田中さんが僕の聞きたいことを代わりに代弁してくれた。
「こーいうのははっきり聞くんだよ」
少し嬉しそうにニヤニヤしながら僕に言ってくる田中さんに「…はい」と返事だけを返す
「えっ、だって」
ひなたは何を当然のことを聞いているのかと言ったような顔で僕を見て言った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 269人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Karen(プロフ) - 琥珀さん» ただいま下書き制作中の段階なので公開までもう少しお待ちください、出来次第全体公開に変更する予定です！読んでくれてありがとうございます、早く続きを公開できるように頑張りますね！ (2022年3月21日 2時) (
レス) id: fa5d44cc5a (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - こんにちは。今日はじめて作品を読ませてもらいました！とっても面白く続きを読みたいのですがパスワードを教えて貰えないでしょうか？これからも応援させていただきます！ (2022年3月21日 1時) (レス) @page29 id: 3ae0d96e4e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：歌恋 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2020年5月15日 14時
